本紙掲載日:2023-05-05
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4年ぶり制限なし−会場に2万2千人

約2万2千人が詰め掛けた競技場で国内トップ選手が競った男子5000メートルA(4日、西階陸上競技場)

第34回ゴールデンゲームズinのべおか

◆男子5千メートル5人が大会新−女子・金丸選手(宮銀)がC組優勝

 「第34回ゴールデンゲームズinのべおか」は4日、延岡市西階陸上競技場で開かれた。新型コロナの影響で4年ぶりとなる入場制限なしの会場には2万2千人(主催者発表)のファンが詰め掛け、選手たちは次の舞台への切符となる記録や自己ベストを目指し熱い走りを見せた。(3、6、7面に関連記事、写真特集)

 主催は宮崎陸上競技協会と実行委員会。小学生から国内トップ級の大学、実業団選手まで約500人が出場した。ファンは、名物の看板をたたく応援を楽しみ、合間には有名選手のサインをもらうなど思い思いに楽しんだ。

 地元勢は男子1万メートルで旭化成の鎧坂哲哉選手と茂木圭次郎選手が6、7位、5000メートルA組で新人の長嶋幸宝選手が7位に入る健闘。女子の宮崎銀行・金丸芽生選手は5000メートルC組で優勝を果たした。

 外国人選手が名を連ねた男子5000メートルB組は5選手が大会記録を上回る好レース。5000メートルで日本人トップだった伊藤達彦選手(Honda)と、山りさ選手(日本体育大)がMVP(最優秀選手)に選ばれた。

 世界陸上の代表選考会として実施された男女1万メートルで内定選手は出なかった。

 実行委員会の福村正勝会長(延岡市陸上競技協会名誉会長)は「こんなに盛り上がったのも久しぶり。絶好の気候と皆さんの完璧な看板たたきのおかげで、好記録が続出し、大成功だった」と話していた。

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