ＷＢＣ世界一、支えたトレーナー

九保大・佐々木さんが市長に報告−延岡

　ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）２０２３で３大会ぶり３度目の優勝を果たした日本代表「侍ジャパン」のトレーナーの一人として同行した九州保健福祉大学社会福祉学部スポーツ健康福祉学科講師の佐々木さはらさん（３４）が４月２８日、延岡市役所を訪れ、読谷山洋司市長に活動報告した。

　佐々木さんは、選手の応急処置やマッサージなどを行うトレーナーとしてチームを支えた。選手を間近で見てきた佐々木さんは体に大きく関わる食事に関して、「食べる量よりも時間帯を気にする選手が多かった」と話し、「アスリートはより食事に気を付けないといけないと改めて思った」と振り返った。

　選手と同様、トレーナーの佐々木さんにも金メダルが贈られ、読谷山市長は「トレーナーの存在は長寿社会だからこそ、ますます重要になってくる。理論、理屈と毎日の継続に裏付けられた金メダル。おめでとうございます」と祝福した。