堂々と歌う姿に声援

中村歌謡教室の発表会

　延岡市浜砂の中村歌謡教室（中村むねよし会主、２０人）の第３３回発表会が４月３０日、同市東本小路の野口遵記念館であった。新型コロナウイルス感染症の影響もあって、５年ぶりの開催。教室に通う生徒と舞踊を披露したゲストを含め、５５人ほどが出演。約３００人の来場者を楽しませた。

　中村会主は「新しくなった野口記念館で緊張を交えながら、生徒一同一生懸命歌います。最後までお付き合いください」とあいさつ。和服やドレスなどに身を包んだ出演者は、日ごろの練習の成果を発表。会場に伸びやかな歌声を響かせた。

　日本舞踊の光扇流、照清会、明月流、つむぎの会、ハワイアンフラダンスのナニ・ハナレイなども出演し、舞台に花を添えた。

　また、中村会主も舞踊と共演して、艶のある歌声を披露した。

　会場では、緊張した表情を見せながらも堂々と歌唱する姿に、観客から花束や、声援が贈られ、盛り上がった。