本紙掲載日:2023-05-08
(1面)

脱マスク推進、早期復興祈念

日向商議所−感謝の供養祭

 新型コロナウイルスが感染症法上の5類に移行された8日午前、日向商工会議所(三輪純司会頭)は日向市駅前あくがれ広場で「マスク供養祭」を開いた。コロナ禍で定着したマスクに感謝し、脱マスクの推進、地域経済の早期復興を願った。

 この日は市民ら約250人が参加。テーマは、「覆面(マスク)を捨てよ、町に出よう」。妙国寺の黒木報源住職による法要が営まれ、来場者は会場に設置された供養箱にマスクを収め、マスクへの感謝、新型コロナの早期終息などを願い、静かに手を合わせた。

 法要後には、天翔獅子の舞、なぎなたの演舞、餅まきがあったほか、同市のコーラスグループ「ヒューガンヴォイセス」を中心に来場者全員で「喜びの歌」を合唱。この日のために脱マスクなどを盛り込んだ歌詞を考案した三輪会頭が指揮者を務め、会場が一体となった歌声でコロナ禍からの新たな門出を祝った。

 三輪会頭は「約3年にわたり苦労したコロナ禍のけじめの日になれば。皆さんと共に、元気で素晴らしい日向市をつくっていきたい」と話した。

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