本紙掲載日:2023-05-08
(7面)

延岡少年少女合唱団−定期演奏会

きれいなハーモニーで歌い上げた延岡少年少女合唱団
ゲスト出演した延岡童謡を歌い繋ぐ会

心込め、澄んだ歌声響かせる

 延岡少年少女合唱団(工藤由紀子代表)の第35回定期演奏会が4月30日、延岡総合文化センターで開かれた。園児から高校生までの団員が出演し、日ごろの練習の成果を披露した。

 オープニングで元気よく歌った後、団員が「心を込めて歌います。最後までごゆっくりとお楽しみください」とあいさつして第1部が開幕。童謡を中心に披露し、「汽車ぽっぽ」では「シュ、シュ」と声に出しながら手を振り回して汽車が走る様子をかわいらしく表現。また、「どんな色がすき」では、歌に出てくる色に合わせて背景の色を次々と変えるなどして観客を楽しませた。

 第2部は延岡童謡を歌い繋(つな)ぐ会をゲストに迎え、会員が子どもたちに歌いつなぎたい童謡を歌った。会員の松崎和子さんは腹話術で人形のケンちゃんと会場の笑いを誘う会話を繰り広げながら進行。同じく会員の二瓶留美さんが「お猿のかごや」と「蛙(かえる)の笛」を朗読した後、会員が息の合った合唱を披露。また、「みかんの花咲く丘」を団員の子どもたちと歌い上げた。

 第3部では、昨年の同合唱団の定期演奏会でゲスト出演した合唱作曲家の弓削田健介さんの楽曲4曲を含む6曲を合唱した。エンディングには、「すてきなあしたが来るように」という団員の願いを込めて「Tomorrow」を披露。透き通った歌声を会場に響かせ、客席からは大きな拍手が送られた。

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