日向市とクリエイトが調印

サポートプログラムに合意

◆都市公園・除草し草木を収集、運搬

　日向市は４月２４日、舗装、土木工事を手掛けるクリエイト（鈴木順社長、延岡市土々呂町）と都市公園の除草活動で生じた草木などを収集、運搬する都市公園サポートプログラムに合意した。同プログラムの合意は、同社が初めて。期間は２０２５年３月３１日までの２年間。

　対象は、日知屋枝郷地区（大王町、梶木町、庄手、鶴町など）の７地区１７カ所の都市公園。草木の収集、運搬には同社のじんかい車（パッカー車）を使い、市清掃センターに運ぶ。

　調印式が同日、市役所であり、同社の鈴木社長、横山幸道日向営業所長、十屋幸平市長らが出席し、鈴木社長と十屋市長が合意書を交わした。

　式で十屋市長は、「先進的な取り組みで、地域課題の解決につながる。今後も都市公園の環境整備に努めていきたい」と期待。鈴木社長は「地域社会の持続的な行政サービスの充実、地域環境の保全活動の継続に貢献したい」と抱負。

　市によると、市内の都市公園は６９カ所。維持管理は自治会区に委託しており、除草活動後の草木の収集、運搬作業が高齢化や人手不足などで地域課題となっているという。