本紙掲載日:2023-05-10
(2面)

住民の立場で活動推進

延岡市民生委員児童委員協議会の2023年度総会

民児委員協、4年ぶり総会−延岡

 延岡市民生委員児童委員協議会(西村洋文会長、322人)の2023年度総会がこのほど、延岡市東浜砂町の延岡総合文化センターであり、委員234人が出席、今年度の活動計画と予算を決めた。

 総会は、新型コロナウイルスの感染状況を考慮して中止が続いていたため、4年ぶりの開催。

 全員で民生委員児童委員信条と児童憲章前文の朗読を行った後、西村会長が「台風14号の際の皆さんの活動に感謝している。より一層の情報共有と意思統一を」とあいさつした。

 今年度のスローガンは「支え合う、住みよい社会、地域から」。生活困窮や引きこもり、子どもの貧困など多様化・深刻化する課題に加え、ヤングケアラーなど新たな課題も顕在化する中、「地域共生社会」の実現に向けて活動することを方針として掲げた。

 具体的な活動目標として、住民の立場に立った相談・支援活動の強化▽安心カード(緊急時に救急隊員らが対応しやすいように、高齢者が病歴やかかりつけ医を書いておくもの)地域見守り事業の推進▽災害に備えた地域づくりへの協力など8項目を決めた。

その他の記事/過去の記事

印刷には対応しておりません。
当サイトは、閲覧のみになります。

写真の販売:https://stg-yukan-daily.epitas.com/provider/
写真販売所ガイド:https://yukan-daily.co.jp/photo-guide/page/