ＷＢＣで活躍、戸郷投手に特別賞

表彰式は調整中−延岡市

　延岡市は８日、野球の国・地域別対抗戦、第５回ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）で、日本代表「侍ジャパン」の優勝に貢献した聖心ウルスラ学園高出の戸郷翔征投手（２３）＝巨人＝に対し、アスリートタウン延岡スポーツ特別賞の授与を決定したと発表した。

　戸郷投手は３月９日に東京ドームで行われた１次ラウンドの中国戦に２番手で登板し、３回を投げ２安打１失点と力投。同２１日（日本時間２２日）に米国で行われた米国との決勝では２番手で登板し、２回を無安打無失点と好投した。

　日本は３―２で米国を破り、２００６年の第１回、０９年の第２回大会に次ぐ３大会ぶり３度目の優勝を果たした。

　アスリートタウン延岡スポーツ特別賞は、１９９７年創設。五輪や世界選手権大会で入賞するなど、特に顕著な成績を収めた同市ゆかりの選手らを表彰している。受賞は戸郷投手で延べ４７件目となる。

　表彰式の日程について、同市は戸郷投手のシーズンオフ期間で調整する予定。