本紙掲載日:2023-05-12
(3面)

自転車もヘルメットを

署員と共に啓発グッズを配布した
パトカーのマイクを使って交通安全を呼び掛ける生徒

12日、街頭で交通安全訴え−日向署と富島中生徒会

 春の全国交通安全運動に合わせて、日向署と富島中学校(横山博章校長、425人)の生徒会20人は12日、日向市の新生町交差点で街頭啓発活動を行った。

 同校は今年度、日向署から自転車交通安全モデル校と自転車盗難防止モデル校に指定を受けている。同運動(20日まで)に加え、今月は自転車マナーアップ強化月間でもあることから、署員と生徒が合同で活動することとなった。

 活動には日向署の交通課と生活安全課の署員10人と同校生徒会役員20人の計30人が参加。午前7時20分から同40分ごろまで、同交差点の四つ角に立ち、交通安全チラシや啓発グッズを配布した。

 また、4人の生徒はパトカーのマイクを使って交通安全や自転車の盗難防止について放送。「飲酒運転は絶対にやめましょう」「自転車乗車時の死亡原因の約58%は頭への損傷です。ヘルメットを着用し頭を守りましょう」などと注意を喚起した。

 全校専門生活委員長の田中凜子さん(14)は、「きょうから月1、2回自転車の施錠チェックも行う。他の形でも交通安全活動に取り組んでいきたい」と話した。

 活動後、同署の落合啓吾交通課長は生徒に対し「皆さんがモデルとなって引き続きルールを守り、交通事故に遭わないように気をつけてほしい」と呼び掛けた。

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