本紙掲載日:2023-05-15
(7面)

歩行、自転車のルールを再確認

横断歩道の渡り方を実習する児童ら

旭小で交通安全教室

 延岡市立旭小学校(早田茂美校長、414人)は11日、交通安全教室を開き、新学年を迎えた児童が学年ごとに気を付けるべき交通ルールを実習で学んだ。

 延岡地区交通安全協会(上杉義則会長)と梅田学園自動車学校延岡校(佐藤哲也校長)が指導。児童は2学年ずつに分かれ、低学年は登下校時などに守る歩行者ルール、中学年と高学年は自転車の正しい乗り方も含めておさらいした。

 このうち低学年の1年生65人と2年生62人に向けてはまず、車が急には止まれないことを説明。自動車学校の教員が実際に校庭で車を走らせ、歩行者の飛び出しに気付いて急ブレーキしても間に合わずに衝突する場面を、歩行者に見立てた段ボールを使い実演した。

 また、信号機を立て白線を引いて再現した横断歩道で、道路の渡り方を実習。横一列に並んだ児童は横断歩道手前で手を挙げたまま顔を動かし、左右だけでなく前後の安全も自分の目できちんと確認した上で渡ることを体に覚え込ませた。

 「赤信号では絶対に止まり、点滅し始めたら渡らない」など話す交通指導員の言葉に、児童の川名功真さん(2年)は「登下校ではいつも信号をきちんと見て、横断歩道は手を挙げて渡っているので、これからも気を付けたいと思った」と答えていた。

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