本紙掲載日:2023-05-16
(1面)

正副議長決まる

◆延岡市議会−松田氏、自民系会派から4年ぶり
 副議長は早鷸瓠歿ごは2年と1年

 延岡市議会(定数27)は15日、臨時会を開き、議長に松田満男氏(67)=自民党きずなの会=を選任した。自民系会派からの議長は4年ぶり。副議長には早鷂一氏(57)=友愛クラブ=を選んだ。任期は申し合わせで議長が2年、副議長が1年。

 投票は27議員による単記無記名投票で行われた。議長選は松田氏が19票、河野治満氏(71)=無所属市民の会=が8票。副議長選は早鷂一氏(57)=友愛クラブ=が25票、中城あかね氏(58)=自民党きずなの会=が1票、無効1票だった。

 松田氏は2007年4月に市議初当選。現在5期目。これまでに副議長や議会選出監査委員を歴任したほか、議会運営委員会、都市建設委員会、福祉教育委員会、広報・広聴特別委員会の各委員長などを務めた。

 所信表明で松田氏は、議論を中心とした円滑な議会運営や議会改革などに取り組むとし、当選後は「議員としての経験を生かし、市勢発展のために全身全霊を尽くす」と抱負を語った。

 早鷸瓩錬娃掲4月に市議初当選。現在5期目。これまでに議会選出監査委員を歴任したほか、議会運営委員会、総務財政委員会、都市建設委員会、議会活性化特別委員会、広報・広聴特別委員会の各委員長などを務めた。

 副議長当選後のあいさつで早鷸瓩蓮峙陳垢鬚靴辰り支え、副議長の任を全うしたい」と述べた。



◆日向市議会・議長選、2候補ともに10票
 くじ引きで松葉氏−副議長は三樹氏「責任の重さを痛感」

 日向市議会(定数20)は15日、臨時会を開き、正副議長選を行った。議長に松葉進一氏(78)=新志会=、副議長には、同市議会初の女性副議長となる三樹喜久代氏(68)=公明党市議団=を選出した。任期は申し合わせにより、議長は2年、副議長は1年。

 議長選は単記無記名投票で行われた。選挙には、松葉氏と日睿孫氏(63)=市政会=が立候補を表明。議場で開票の結果、有効投票数20票のうち松葉氏10票、日高氏10票の同数となり、くじ引きで松葉氏に決まった。続く副議長選には三樹氏が立候補。他に立候補者は無く、松葉議長の指名により三樹氏が選ばれた。

 松葉氏は、同市平岩出身。2015年4月に初当選し、現在3期目。文教福祉環境常任委員会委員長などを歴任した。

 松葉氏は投票前の所信表明演説で「中立公正な職務遂行に努め、効率的な議会運営を図る」と強調。開かれた議会の構築、議会の傍聴者数の増加、会派を超えた議員同士の連携強化などに取り組むとし、「二元代表制を堅持し、行政との連絡、連携もしっかりとやっていきたい」と意欲を示した。当選後は「議長職の責任の重さに身の引き締まる思い。コロナ禍による影響で厳しい財政状況だが、安心、安全で住みやすいまちづくりのための政策を続け、市民の負託に応えていきたい」などと就任の抱負を語った。

 三樹氏は、同市細島出身。2011年4月に初当選し、現在4期目。総務政策常任委員会委員長、議会運営委員会副委員長などを歴任。当選後のあいさつで、「責任の重さを痛感している。議長の下、皆さんのお力添えを頂きながら、円滑な議会運営、さらなる活性化に努めたい」と話した。

 また、同日は議会選出の監査委員に畝原幸裕氏(66)=市政会=の選任に同意した。臨時会は16日まで開かれ、常任委員会や議会運営委員会、特別委員会の構成などを決める。


◆県議会−県議会議長に雕住
 副議長は日高氏(日向市区)

 県議会臨時会は16日開会。会期を17日までの2日間と決めたあと、正副議長選を行い、第72代議長に自民党の雕充藥瓠複沓亜法畧湘垰圈西米良村区、6期目=、副議長に同党の日高博之氏(53)=日向市区、3期目=を選んだ。任期は慣例で議長が2年、副議長が1年。

 選挙は全39議員による単記無記名投票で行い、雕住瓠日高氏ともに会派の24票に6票を加えた30票を獲得した。

 雕住瓩錬隠坑坑糠に初当選し、総務政策常任委員会委員長、議会運営委員会委員長、監査委員、副議長などを歴任。日高氏は2015年に初当選し、商工建設常任委員会委員長、総務政策常任委員会委員長などを務めた。

 雕住瓩蓮峺議会の役割は、知事と対等の機関として、しっかり議論を重ね、積極的な政策提案を通じ県民生活の向上に努めること。議長として、議会の公正かつ円滑な運営と活性化を目指したい」と抱負。

 日高氏は「コロナ禍から回復を成し遂げるのか、衰退していくのか、今年は勝負の一年と認識している。議長を全力で支え、議会の存在感、開かれた宮崎県政を目指せるように尽力したい」と意欲を述べた。

 最終日の17日は各常任委員会委員や議会運営委員会委員らを選任。議員発議の「防災減災・県土強靱(きょうじん)化対策」「人口減少・地域活性化対策」「宮崎再生対策」の三つの特別委員会設置議案の採決と、その構成メンバーも選ぶ。




その他の記事/過去の記事

印刷には対応しておりません。
当サイトは、閲覧のみになります。

写真の販売:https://stg-yukan-daily.epitas.com/provider/
写真販売所ガイド:https://yukan-daily.co.jp/photo-guide/page/