地域の人と楽しくプレー

南浦中と熊野江小−グラウンドゴルフ大会

　延岡市立南浦中学校（濱下裕二校長、１３人）と同市立熊野江小学校（内田由美子校長、４人）は１１日、南浦中の運動場で地域の人を交えてグラウンドゴルフ大会を行った。昨年は天候の影響により中止となり、今回は２年ぶりの開催となった。

　天候に恵まれた今年は全校児童生徒、地域住民１６人、小中学校の教職員１３人が参加。開会式で濱下校長が「楽しいひとときを過ごしてください」と呼び掛けた後、８班に分かれてプレー。８ホールを１周し、スコアを競い合った。

　子どもたちは地域住民からアドバイスを受け、プレーを重ねるごとに上達していった。競技中、ボールがホールポスト内に入るとガッツポーズをして喜んだり、「ナイス」「惜しい」といった声掛けをして交流を深めたりして楽しんでいた。

　終了後には優勝、準優勝した班と個人に賞状と生徒手作りのメダルが贈られた。

　中学３年の桑原一世さん（１４）は「地域の人にスティックのどこで打てばいいのかを教えてもらった。ホールインワンは取れなかったが、少ない打数で打ててうれしかった」と話した。