ＪＡ高千穂地区第１９０回畜産共進会

雌「くにこふじ２」が優等主席

◆団体１位は上野

　ＪＡ高千穂地区（佐藤友則組合長）の第１９０回畜産共進会は１５日、高千穂町三田井の高千穂家畜市場であった。高千穂、岩戸、上野、田原、日之影、五ケ瀬地区から選ばれた雌の子牛４７頭を審査し、甲斐大樹さん（４１）＝五ケ瀬町鞍岡＝の「くにこふじ２」が優等首席に輝いた。

　くにこふじ２（父＝二刀流、母の父＝耕富士、日齢２９４日、体重３０７キロ）は「発育良好で体積に富み、前、中躯の張り出しも良く、雌らしい」などと評価された。

　自身名義の牛で初めての優等首席を受賞した甲斐さんは「率直にうれしい。自信はなかったが、妻と二人で頑張ってきた成果が出たのかなと。これからも皆さんに『良いな』と思ってもらえる牛を育てたい」と喜んだ。

　地区別の団体成績は上野が１位だった。