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地域活性化、新たな舞台は神社仏閣−福岡市内各境内でイベント
◆興味引くラインアップ−紅葉八幡宮のマルシェ・マッサージに占いも 発起人「新たなにぎわい創出したい」 福岡市早良区高取に「紅葉(もみじ)八幡宮」があります。その歴史は平安時代にまでさかのぼり、江戸時代には福岡藩・黒田家の守護神として歴代藩主が参拝することが慣例となっていたという由緒正しき神社です。 先月初め、その紅葉八幡宮の境内で、マルシェ「紅葉マルシェ」が開催されました。普段は静寂に包まれた境内に出店やキッチンカーなど20店舗が集まり、多くの善男善女でにぎわいました。 さらにステージでは、「福岡黒田忍者隊」によるショーと忍術体験のイベントも人気で、子どもたちは忍者との記念撮影も楽しんでいました。 こういった神社を舞台にしたイベントは、福岡では定期的に開催されており、中央区の鳥飼八幡宮ではカレーマルシェ。人気のカレー屋さんが一堂に集まり、境内はカレースパイスの香りに包まれます。 一方で福岡県の護国神社では、骨董(こっとう)品などを販売するのみの市がおなじみです。東区にある筥崎宮(はこざきぐう)の参道でも年に10回ほど、のみの市が開かれ、約700メートルの参道に220もの店舗が立ち並び、多くのファンでにぎわいます。 しかし、なぜ神社でマルシェなんでしょうか? 近年、震災やコロナ禍の影響もあり、人々の信仰心が強まり、神社へ興味を持つ人が年々増えていること。そして神社側は、お参りや御朱印集めに加えて、こういったイベントを通して神社をより身近に感じてほしいとの思いがあるようです。 さて、紅葉マルシェを細かく見ていくと、コーヒーなどのドリンク、カレーなどのフード類、チーズケーキなどのスイーツ、ビールなどアルコールを販売するキッチンカーも登場しました。テントの中では、マッサージやヘッドスパも営業しています。 さらには、神社なのに、マヤ暦占いやタロット占いも出店しています。多岐にわたってお客さんの興味を引くラインアップは見事としか言いようがありません。 出店した各店舗の目的は、業務内容を理解・体験してもらった上で、改めてその店舗を訪れてもらうこと。そのために商品を格安で販売したり、格安で体験できたりする金額設定にしてあります。参加する側のテナント料金も2日で5000円と安く、しかも、そのお金は境内に植える芝桜の苗の購入代金に充てられるそうです。 発起人は、神社の樹木などを管理する造園会社の社長さんで、新型コロナが落ち着いた今こそ、新たなにぎわいを創出したかったとのことでした。 多くの人が訪れるイベントとなりましたが、出店者、そして神社の関係者など、携わっている多くの皆さんの満足そうな笑顔も印象的でした。 発起人のリーダーシップと神社側の寛容さ、この二つが備われば、新たな地域活性化の舞台は「神社仏閣」!?今後、重要なキーワードになっていくのかもしれません。
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地域活性化、新たな舞台は神社仏閣−福岡市内各境内でイベント
◆興味引くラインアップ−紅葉八幡宮のマルシェ・マッサージに占いも
発起人「新たなにぎわい創出したい」
福岡市早良区高取に「紅葉(もみじ)八幡宮」があります。その歴史は平安時代にまでさかのぼり、江戸時代には福岡藩・黒田家の守護神として歴代藩主が参拝することが慣例となっていたという由緒正しき神社です。
先月初め、その紅葉八幡宮の境内で、マルシェ「紅葉マルシェ」が開催されました。普段は静寂に包まれた境内に出店やキッチンカーなど20店舗が集まり、多くの善男善女でにぎわいました。
さらにステージでは、「福岡黒田忍者隊」によるショーと忍術体験のイベントも人気で、子どもたちは忍者との記念撮影も楽しんでいました。
こういった神社を舞台にしたイベントは、福岡では定期的に開催されており、中央区の鳥飼八幡宮ではカレーマルシェ。人気のカレー屋さんが一堂に集まり、境内はカレースパイスの香りに包まれます。
一方で福岡県の護国神社では、骨董(こっとう)品などを販売するのみの市がおなじみです。東区にある筥崎宮(はこざきぐう)の参道でも年に10回ほど、のみの市が開かれ、約700メートルの参道に220もの店舗が立ち並び、多くのファンでにぎわいます。
しかし、なぜ神社でマルシェなんでしょうか?
近年、震災やコロナ禍の影響もあり、人々の信仰心が強まり、神社へ興味を持つ人が年々増えていること。そして神社側は、お参りや御朱印集めに加えて、こういったイベントを通して神社をより身近に感じてほしいとの思いがあるようです。
さて、紅葉マルシェを細かく見ていくと、コーヒーなどのドリンク、カレーなどのフード類、チーズケーキなどのスイーツ、ビールなどアルコールを販売するキッチンカーも登場しました。テントの中では、マッサージやヘッドスパも営業しています。
さらには、神社なのに、マヤ暦占いやタロット占いも出店しています。多岐にわたってお客さんの興味を引くラインアップは見事としか言いようがありません。
出店した各店舗の目的は、業務内容を理解・体験してもらった上で、改めてその店舗を訪れてもらうこと。そのために商品を格安で販売したり、格安で体験できたりする金額設定にしてあります。参加する側のテナント料金も2日で5000円と安く、しかも、そのお金は境内に植える芝桜の苗の購入代金に充てられるそうです。
発起人は、神社の樹木などを管理する造園会社の社長さんで、新型コロナが落ち着いた今こそ、新たなにぎわいを創出したかったとのことでした。
多くの人が訪れるイベントとなりましたが、出店者、そして神社の関係者など、携わっている多くの皆さんの満足そうな笑顔も印象的でした。
発起人のリーダーシップと神社側の寛容さ、この二つが備われば、新たな地域活性化の舞台は「神社仏閣」!?今後、重要なキーワードになっていくのかもしれません。