日向市で初の公式戦

プロ野球独立リーグ宮崎サンシャインズ

◆２３、２４、３１日に大王谷球場

　プロ野球の独立リーグ・九州アジアリーグに所属する「宮崎サンシャインズ」（宮崎市清武町）は２３、２４、３１日の３日間、日向市の大王谷球場で県北初の公式戦を開催する。対戦はいずれも同リーグの大分Ｂ─リングス。試合開始は午後１時を予定。入場無料。

　宮崎サンシャインズは、昨年１２月に本県初の県民球団として設立。今季から、宮崎、大分、火の国サラマンダーズ（熊本）、北九州下関フェニックスの４球団が加盟する同リーグに参戦。リーグ公式戦のほか、福岡ソフトバンクホークスの３、４軍との交流戦など年間約８０試合を戦う。選手には、門川町出身の田中大豊選手（２１）＝延岡学園高卒＝が唯一の県内出身選手として所属している。

　公式戦を前に９日、堀之内秀一郎社長、深江義和球団代表、金丸将也監督、田中選手ら７人が日向市役所を訪問。十屋幸平市長に球団の設立経緯や目標、試合に向けた意気込みなどを語った。

　堀之内社長は「野球を身近に感じてもらう機会になれば。多くの皆さんに球場に足を運び、応援してほしい」とあいさつ。十屋市長は「プロ野球の試合を見ることで、子どもたちに夢を与えられる。地元の球団として頑張ってほしい」と激励した。

　田中選手は「打撃で勝利に貢献したい。日向市での３試合を全勝して、チームに勢いがつけば」と抱負。