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5類移行後18日から発表−初の県内感染状況
◆注意喚起基準値下回る 新型コロナウイルスの感染法上の位置付けが「5類」に移行されてから初となる県内の感染状況が18日に発表された。1医療機関(定点)当たりの報告数は2・1人で、前週から2・45倍増加したが、県が定める注意喚起の基準値は下回った。 新型コロナの感染者数は「2類相当」だった7日までは全数把握で毎日発表していたが、今後は季節性インフルエンザと同様に、県が指定する定点58医療機関からの報告数を週1回、「宮崎県感染症週報」に掲載する。 18日付の週報(第19週=8〜14日)によると、保健所管轄別の定点当たりは小林が4・5人と最多で、高鍋3・5人、高千穗と中央が2・5人などと続いた。延岡は2・0人、日向は1・67人だった。 年代別では10〜14歳が28%で最も多く、次いで5〜9歳と40代が各13%、50代が10%、5歳未満と15〜19歳が7%、30代が6%、20代が5%。60代と70代は3%。80代以上も5%と低く、20代以下だけで全体の6割を占めた。 一方、県は定点当たり報告数を30倍した人数を「直近1週間の人口10万人当たりの感染者数」と推計し、増加した場合は県内7医療圏域ごとに感染状況を色分けして注意喚起する。 色分けの基準値は──定点当たり報告数5人(10万人当たり150人程度)が「黄」▽10人(同300人程度)が「オレンジ」▽20人(同600人程度)が「赤」▽50人(同1500人程度)が「紫」──と設定した。 このうち「赤」は第8波で医療緊急警報、「紫」は医療非常事態宣言が出された際の感染者数に相当する。なお、今回の週報ではいずれの圏域とも「黄」の基準値以下で、特別な呼び掛けはしていない。 報告された新規感染者の総数は120人だったがこれは58定点だけの集計で実数ははるかに多いため、全国的な比較など今後はほかの5類感染症と同様に定点当たりの報告数が基本となる。 ◆日報から週報、対策後手にならないよう−佐藤医師、増加スピードに着目 感染症の専門家で延岡市新型コロナ対策アドバイザーの佐藤圭創医師は感染状況の把握が日報から週報へ移ったことについて、「以前よりも情報把握が遅れ、感染者が増えた場合に対策が後手になる恐れがあるため、増加のスピードに着目して動向を予測していくことが重要になる」と話している。
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5類移行後18日から発表−初の県内感染状況
◆注意喚起基準値下回る
新型コロナウイルスの感染法上の位置付けが「5類」に移行されてから初となる県内の感染状況が18日に発表された。1医療機関(定点)当たりの報告数は2・1人で、前週から2・45倍増加したが、県が定める注意喚起の基準値は下回った。
新型コロナの感染者数は「2類相当」だった7日までは全数把握で毎日発表していたが、今後は季節性インフルエンザと同様に、県が指定する定点58医療機関からの報告数を週1回、「宮崎県感染症週報」に掲載する。
18日付の週報(第19週=8〜14日)によると、保健所管轄別の定点当たりは小林が4・5人と最多で、高鍋3・5人、高千穗と中央が2・5人などと続いた。延岡は2・0人、日向は1・67人だった。
年代別では10〜14歳が28%で最も多く、次いで5〜9歳と40代が各13%、50代が10%、5歳未満と15〜19歳が7%、30代が6%、20代が5%。60代と70代は3%。80代以上も5%と低く、20代以下だけで全体の6割を占めた。
一方、県は定点当たり報告数を30倍した人数を「直近1週間の人口10万人当たりの感染者数」と推計し、増加した場合は県内7医療圏域ごとに感染状況を色分けして注意喚起する。
色分けの基準値は──定点当たり報告数5人(10万人当たり150人程度)が「黄」▽10人(同300人程度)が「オレンジ」▽20人(同600人程度)が「赤」▽50人(同1500人程度)が「紫」──と設定した。
このうち「赤」は第8波で医療緊急警報、「紫」は医療非常事態宣言が出された際の感染者数に相当する。なお、今回の週報ではいずれの圏域とも「黄」の基準値以下で、特別な呼び掛けはしていない。
報告された新規感染者の総数は120人だったがこれは58定点だけの集計で実数ははるかに多いため、全国的な比較など今後はほかの5類感染症と同様に定点当たりの報告数が基本となる。
◆日報から週報、対策後手にならないよう−佐藤医師、増加スピードに着目
感染症の専門家で延岡市新型コロナ対策アドバイザーの佐藤圭創医師は感染状況の把握が日報から週報へ移ったことについて、「以前よりも情報把握が遅れ、感染者が増えた場合に対策が後手になる恐れがあるため、増加のスピードに着目して動向を予測していくことが重要になる」と話している。