競技、応援に全力−北浦中の体育大会

　延岡市立北浦中学校（中邨浩一郎校長、５４人）の体育大会が１４日、同校であった。同校の風物詩となっている大漁旗が飾り付けされた運動場で、練習の成果を発揮した。

　今年のスローガンは「皆が全力皆が主役みせてやれ北浦魂！」。開会式で３年の三宅将人生徒会長は「皆が全力を出して、皆が主役となった北浦中生の姿を見てほしい」と呼び掛けた。

　生徒たちは４月２４日の結団式以降、齋藤瑠也赤団団長、中西隆太白団団長のもと、競技や応援の練習、看板作成などの準備を続けてきた。

　前日の雨で、準備が十分ではない中で迎えた本番だったが、保護者が協力。時間を少し遅らせながらも開会後は徒走や綱引き、団対抗リレーなどで真剣な表情を見せた。

　全校生徒で踊った「南中ソーラン」は、息の合った圧巻のパフォーマンスを披露。細かいところまで、何度も練習した成果を存分に発揮した。

　優勝、応援やマナーの良かった団が受賞する「海王賞」はいずれも赤団に贈られた。