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120人参加の総合防災訓練−塩浜町笹目区
延岡市塩浜町笹目区(石川俊一区長)は14日、指定緊急避難所「笹目ふれあい広場」で大規模な地震、津波を想定した総合防災訓練を実施した。地域の子どもからお年寄りまで約120人が参加し、防災への意識を高めた。 笹目区には現在、約220世帯、430人ほどが居住。総合防災訓練は自主防災組織クラブが中心となって毎年開いており、今年で16年目。 この日は、午前9時に地震と大津波の発生を知らせるアナウンスが流れ、住民は高台の広場を目指して一斉に避難。市消防本部の隊員や地元消防団の団員が消防車両で区内を巡回し、逃げ遅れた人たちを誘導した。 避難後にあった訓練開始式では、石川区長が「南海トラフ巨大地震が発生した際、笹目区に津波が到達するまでの時間は17分。どのように避難するかを日頃から気に掛けて、自分の大切な命を守ってほしい」と呼び掛け。その後、女性消防隊「とよ姫隊」が模範放水を実演。ポリ袋で炊いたおにぎりの振る舞いなどもあった。 このうち放水訓練では、参加者全員がバケツリレーでためた水を軽可搬ポンプで吸い上げ、ホースを握った子どもたちが広場横の森に向かって噴射。体験した荒木颯太さん(13)は「思っていたより、(ホースが)下に向く力がすごくて、必死に上向きに力を込めていた。貴重な体験ができて良かった」と笑顔で話した。 また、旭ケミカルのブースも設けられ、職員が非常食やバックパックなどの防災グッズを紹介。揚げ鍋からの出火に特化した鎮火剤の実演もあり、旭ケミカル環境保全事業部の尾徳一さんは「さまざまな防災グッズがあることを多くの方に知ってもらい、(有事の際)助かる人が一人でも増えれば」と力を込めた。 ◇広場の防災倉庫3棟に 笹目ふれあい広場の防災倉庫は昨年7月末に2棟が追加され、計3棟となった。 もともとあった倉庫が備品などで手狭になったことから、大きさの異なる倉庫(計35万円)を新設。いずれも区費で購入した。 これまで使用していた倉庫には消火ポンプ、発電機、投光器、救急箱などを保管。新設された2棟にはテント、掲示板、非常用飲料水、毛布、担架などを分けて収納している。 笹目区自主防災組織クラブの代表も務める石川区長は「倉庫にはまだまだ空きがある。今後は入れる備品も協議して、災害対策に努めていきたい」と話していた。
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120人参加の総合防災訓練−塩浜町笹目区
延岡市塩浜町笹目区(石川俊一区長)は14日、指定緊急避難所「笹目ふれあい広場」で大規模な地震、津波を想定した総合防災訓練を実施した。地域の子どもからお年寄りまで約120人が参加し、防災への意識を高めた。
笹目区には現在、約220世帯、430人ほどが居住。総合防災訓練は自主防災組織クラブが中心となって毎年開いており、今年で16年目。
この日は、午前9時に地震と大津波の発生を知らせるアナウンスが流れ、住民は高台の広場を目指して一斉に避難。市消防本部の隊員や地元消防団の団員が消防車両で区内を巡回し、逃げ遅れた人たちを誘導した。
避難後にあった訓練開始式では、石川区長が「南海トラフ巨大地震が発生した際、笹目区に津波が到達するまでの時間は17分。どのように避難するかを日頃から気に掛けて、自分の大切な命を守ってほしい」と呼び掛け。その後、女性消防隊「とよ姫隊」が模範放水を実演。ポリ袋で炊いたおにぎりの振る舞いなどもあった。
このうち放水訓練では、参加者全員がバケツリレーでためた水を軽可搬ポンプで吸い上げ、ホースを握った子どもたちが広場横の森に向かって噴射。体験した荒木颯太さん(13)は「思っていたより、(ホースが)下に向く力がすごくて、必死に上向きに力を込めていた。貴重な体験ができて良かった」と笑顔で話した。
また、旭ケミカルのブースも設けられ、職員が非常食やバックパックなどの防災グッズを紹介。揚げ鍋からの出火に特化した鎮火剤の実演もあり、旭ケミカル環境保全事業部の尾徳一さんは「さまざまな防災グッズがあることを多くの方に知ってもらい、(有事の際)助かる人が一人でも増えれば」と力を込めた。
◇広場の防災倉庫3棟に
笹目ふれあい広場の防災倉庫は昨年7月末に2棟が追加され、計3棟となった。
もともとあった倉庫が備品などで手狭になったことから、大きさの異なる倉庫(計35万円)を新設。いずれも区費で購入した。
これまで使用していた倉庫には消火ポンプ、発電機、投光器、救急箱などを保管。新設された2棟にはテント、掲示板、非常用飲料水、毛布、担架などを分けて収納している。
笹目区自主防災組織クラブの代表も務める石川区長は「倉庫にはまだまだ空きがある。今後は入れる備品も協議して、災害対策に努めていきたい」と話していた。