本紙掲載日:2023-05-20
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SDGs未来都市−延岡市

新しい価値の創出へ、県内で初選定−内閣府

◆九州で唯一のモデル事業にも

 延岡市は19日、内閣府の「SDGs未来都市」に、県内で初めて選定されたと発表した。SDGs(持続可能な開発目標)達成に向けて優れた提案をした都市が選ばれる事業で、特に先導的な取り組みを行う「自治体SDGsモデル事業」にも九州で唯一選ばれた。

 同未来都市は、SDGsの理念に沿った都市や地域の中から、特に経済、社会、環境の3側面の統合的取り組みによる相乗効果、新しい価値の創出を通し、持続可能な開発を実現するポテンシャルが高い都市、地域を選定するもの。2021年度からは脱炭素化に関する取り組みを選定時の加点要素に加えた。18年度から5年間で154都市を選び、今回新たに28都市を追加選定した。

 モデル事業は、同未来都市の中から特に先導的な10事業を選定。国から上限2500万円の補助が出る。市は「DX(デジタルトランスフォーメーション)とGX(グリーントランスフォーメーション)の両輪によるもっと豊かに、もっと元気に、もっと明るく、もっと安全・安心に、働き、学び、暮らせるまちづくり〜一人ひとりが主役の時代をつくる〜」の事業名で提案していた。

 選定証授与式は22日に東京都で開催され、山本一丸副市長が出席する。

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