本紙掲載日:2023-05-24
(3面)

恒高7回生、卒業から68年

再会を喜び、2年後の開催誓う

 恒富高校(現・延岡高校)を1955年3月に卒業した7回生の卒業68周年記念同窓会が20日、延岡市北町の日本料理高浜であった。傘寿記念として開催した2017年以来6年ぶりの会には県内外から29人が出席。再会を喜ぶとともに、2年後の卒業70周年、米寿記念の開催を誓った。

 7回生は350人。卒業30周年を記念して85年5月に同窓会を開催して以降5年おきに、加えて還暦、古希、喜寿、傘寿と節目を祝い、これまで11回開催してきた。

 今回の同窓会は当初、2020年に卒業65周年を記念して計画していたが、新型コロナウイルスの流行で断念。今年は延岡高校同窓会「園遊会」の開催が決まったことから、前日に企画した。

 この日は埼玉、千葉、奈良など県外からも駆け付けた。参加者は恩師や同窓生に黙とうをささげた後、幹事の黒木幹雄さん(86)=延岡市本小路=が経過を報告。コロナで中止が続いていたこと、2年後が卒業70周年と米寿記念が重なることを説明し、「長生きしましょう」と呼び掛けた。

 愛媛県今治市から参加した林謙次さん(86)が「卒業から68年を祝って、そしてもう少し元気でいましょう」と音頭を取って乾杯。食事を囲んで穏やかに歓談した。

 黒木さんは、卒業5周年から7回生の仲間たちと毎月22日に開催する「22日会」のメンバー。35人ほどで始めた会は15人前後になったが、毎月欠かさず続け、2019年7月に700回を達成した。その後、新型コロナウイルスによる休止を余儀なくされたが、先月720回目を迎えた。

 黒木さんは久々の同窓会を喜び、「地元延岡にいる人たちが中心となって、2年後も開催できれば」と話した。

印刷には対応しておりません。
当サイトは、閲覧のみになります。

写真の販売:https://stg-yukan-daily.epitas.com/provider/
写真販売所ガイド:https://yukan-daily.co.jp/photo-guide/page/