本紙掲載日:2023-05-25
(2面)

悲しい事故を減らしたい

県公安委員会から委嘱を受けた地域交通安全活動推進委員ら

地域交通安全活動推進委員

◆西臼杵の7人に委嘱−高千穂署

 西臼杵郡内で交通安全活動のリーダー的役割を担う地域交通安全活動推進委員の委嘱式が24日、高千穂警察署(川越直海署長)であり、新任1人を含む7人が県公安委員会(島津久友委員長)から委嘱を受けた。任期は2025年3月31日まで。

 地域交通安全活動推進委員は、道路交通法に定められたボランティア。各警察署長の推薦を受けて公安委員会が委嘱する制度で、1991年にスタート。県内では今年度178人への委嘱を予定している。

 式には、高千穂、日之影、五ケ瀬町の委員7人のうち5人が出席。川越署長がそれぞれに委嘱状を手渡し、「われわれ警察も全力で職務に当たっているが、どうしても及ばない場面が出てくる。皆さんの知恵を頂き、一件でも交通事故を減らしたい」と期待を寄せた。

 高千穂町役場を定年退職後、約7年間にわたり小学生の見守り活動を続けているという新任の佐藤毅さん(70)=同町岩戸=は「お世話になった地域への恩返しだと思い、委嘱を受けた。悲しい事故を少しでも減らせるよう、力を尽くしたい」と力を込めた。

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