世界最高峰ワールドビアカップ

宮崎ひでじビール「太陽のラガー」銀賞

　宮崎ひでじビール（延岡市行縢町、永野時彦社長）のクラフトビール「太陽のラガー」が、米国で行われた世界最高峰のビール審査会「ワールドビアカップ２０２３」の無ろ過ビア部門で銀賞を受賞した。県産栗を使った「栗黒」が昨年の別部門で金賞に輝いたのに続き、２年連続の快挙となった。

　ワールドビアカップは「ビールのオリンピック」とも呼ばれる世界最大の審査会。今年は米国ナッシュビルで現地時間１０日に開催された。５１カ国、２３７６醸造所から１万２１３銘柄のエントリーがあり、製法や味などの分け方で１０３の部門別に審査。このうち、無ろ過ビア部門には８８銘柄の出品があった。

　太陽のラガーは、数あるビールの種類の中で、ジャーマンピルスナーという種類をベースにした酵母入りビール。行縢山の軟水や無ろ過製法などから生まれるほのかなフルーティーさとキレ味が特徴だ。

　同社は「世界最高峰の大会で高い評価を頂いたことは大変名誉なこと。太陽のラガーがクラフトビールのおいしさ、楽しさを伝えるだけでなく、『宮崎生まれの宮崎らしいビール』として親しまれることで、さらに地域の魅力も発信していきたい」とコメントしている。

　アルコール度数５％、内容量３３０ミリリットル、醸造所推奨小売り価格５５０円（税込み）。小売店や行縢町の醸造所で販売している。

　問い合わせは宮崎ひでじビール（�箟箍�３９・００９０）。