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廃棄の竹刀で製作−しろやま支援学校高千穂校
県立延岡しろやま支援学校高千穂校(出水悌二校長、3人)はこのほど、壊れて廃棄される竹刀を活用して必勝祈願のキーホルダーを製作した。材料を提供した同じ敷地内にある高千穂高校剣道部(野口貴志監督、43人)への贈呈式が26日、校内であり、第50回県高校総合体育大会などでの健闘を祈った。 延岡しろやま支援学校高千穂校は昨年12月、多様な価値観を尊重するインクルーシブ教育の推進や共生社会の実現を目指す「共生コース」を開設。文化祭、体育大会、各種体験学習など、高千穂高校と連携した取り組みにも力を入れている。 キーホルダー作りは、ごみ置き場に捨てられている竹刀を見つけた同校の金丸洋和教諭(62)発案によるもので、「毎朝、校門周辺などの清掃を頑張ってくれている剣道部員に恩返しをしよう」と生徒に呼び掛けた。 柄頭(つかがしら)付近に彫られた使い手の名前や熟語などが残るよう、節に沿って9センチ大にカットし、グラインダーで研磨。穴を開けて装具し、高千穂高校の校訓から抜粋した「大道」の2文字を書き入れた色紙と併せて包装した。 金丸教諭によると、キーホルダー一つ当たりの製作時間は10〜15分ほど。5月中旬から生徒と一緒に試行錯誤し、全剣道部員と指導者分の46個を手作りしたという。 式には、延岡しろやま支援学校高千穂校の全校生徒(森隆喜さん、飯干愛絵さん、甲斐陽菜美さん)と高千穂高校剣道部の全部員をはじめ、両校の関係者らが出席。代表生徒がキーホルダーの受け渡しを行った後、同支援学校の生徒と教員が振り付けを交えた「東京VICTORY」(サザンオールスターズ)を披露し、エールを送った。 27日から剣道競技が行われる高校総体に向け、男子主将の矢野好輝さん(17)は「3年生にとっては最後の大会なので、悔いを残さないように戦い、必ず優勝する」。女子主将の泥谷奈音さん(18)は「チームがどんな状況でも焦らず、諦めず、全力で優勝を目指す」と抱負を述べ、心のこもったはなむけに力をもらった様子だった。 延岡しろやま支援学校高千穂校3年の森さん(17)は式後、「大会の前に渡すことができて良かったし、喜んでもらえてとてもうれしい。思いを込めて作ったので、頑張って優勝してほしい」と話していた。
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廃棄の竹刀で製作−しろやま支援学校高千穂校
県立延岡しろやま支援学校高千穂校(出水悌二校長、3人)はこのほど、壊れて廃棄される竹刀を活用して必勝祈願のキーホルダーを製作した。材料を提供した同じ敷地内にある高千穂高校剣道部(野口貴志監督、43人)への贈呈式が26日、校内であり、第50回県高校総合体育大会などでの健闘を祈った。
延岡しろやま支援学校高千穂校は昨年12月、多様な価値観を尊重するインクルーシブ教育の推進や共生社会の実現を目指す「共生コース」を開設。文化祭、体育大会、各種体験学習など、高千穂高校と連携した取り組みにも力を入れている。
キーホルダー作りは、ごみ置き場に捨てられている竹刀を見つけた同校の金丸洋和教諭(62)発案によるもので、「毎朝、校門周辺などの清掃を頑張ってくれている剣道部員に恩返しをしよう」と生徒に呼び掛けた。
柄頭(つかがしら)付近に彫られた使い手の名前や熟語などが残るよう、節に沿って9センチ大にカットし、グラインダーで研磨。穴を開けて装具し、高千穂高校の校訓から抜粋した「大道」の2文字を書き入れた色紙と併せて包装した。
金丸教諭によると、キーホルダー一つ当たりの製作時間は10〜15分ほど。5月中旬から生徒と一緒に試行錯誤し、全剣道部員と指導者分の46個を手作りしたという。
式には、延岡しろやま支援学校高千穂校の全校生徒(森隆喜さん、飯干愛絵さん、甲斐陽菜美さん)と高千穂高校剣道部の全部員をはじめ、両校の関係者らが出席。代表生徒がキーホルダーの受け渡しを行った後、同支援学校の生徒と教員が振り付けを交えた「東京VICTORY」(サザンオールスターズ)を披露し、エールを送った。
27日から剣道競技が行われる高校総体に向け、男子主将の矢野好輝さん(17)は「3年生にとっては最後の大会なので、悔いを残さないように戦い、必ず優勝する」。女子主将の泥谷奈音さん(18)は「チームがどんな状況でも焦らず、諦めず、全力で優勝を目指す」と抱負を述べ、心のこもったはなむけに力をもらった様子だった。
延岡しろやま支援学校高千穂校3年の森さん(17)は式後、「大会の前に渡すことができて良かったし、喜んでもらえてとてもうれしい。思いを込めて作ったので、頑張って優勝してほしい」と話していた。