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宮崎市などインフルエンザも急増
宮崎県の週報第20週(15〜21日)によると、県内で新たに確認された新型コロナウイルスの新規感染者数は定点当たり2・31人で、前週から12%増加しました。入院患者数は18人で減少が続いています。 一方、県内では小康状態にあった季節性インフルエンザが宮崎市や小林、都城地区で急増しており、新型コロナと併せて最新の情報をお伝えします。 ◆延岡・西臼杵が「黄」圏域に 週報によると、県内7医療圏域ごとの定点当たりの新規感染者数は延岡・西臼杵圏域(9医療機関)が5・78人となり、県が定める注意喚起の区分で「黄」圏域となりました。 これは4段階に色分けした感染状況で一番低い「定点当たり5人以上」の区分で、直近1週間の人口10万に当たりの患者数は推計で173・4人(定点×30倍)に相当します。 注意喚起の感染状況に達したのは週報発表が始まった前週以来初めてで、該当地域は延岡・西臼杵圏域のみです。なお、日向・東臼杵圏域(6医療機関)は定点当たり1・67人でした。 都道府県別では沖縄県が同10・80人と突出し、オレンジ地域(定点当たり10人以上)。また、石川県が同6・38人、岩手県が6・32人、新潟県が6・11人、山梨県が5・68人、北海道が5・44人で黄地域となっています。 ◇新規感染者は30代以下が6割 県内の定点医療機関から報告された新規感染者数の年代別割合は10〜14歳が19%で最も多く、5〜9歳が14%、40代と50代が各11%、5歳未満8%、20代と30代、60代、80代以上が各7%、70代5%、15〜19歳が4%でした。 30代以下が全体の6割、20代以下だけでも半数と、若い世代が大半を占めています。若者は感染しても症状が軽く病院を受診しない人も多いとみられ、実際にはさらに割合が高いと指摘する専門家もいます。 ◇XBB系統の拡大が加速か 一方、直近のゲノム解析結果で検出された新型コロナウイルスのうち、オミクロン株の新たな亜種で世界的に拡大したXBB系統が県内でも56%と半数を超えています。 さらに、この中には集団での感染が疑われる事例が含まれていて、同集団を含めた場合のXBB系統の割合は71%に達するということです。従来多かったBA・5からの置き換わりが加速し、XBB系統は着実に流行の主流となった模様です。 感染症が専門の佐藤圭創医師(延岡市新型コロナ対策アドバイザー)によると、県内では当初、XBB系統の中でも米国を中心に広まったXBB・1・5が流行の主流だったのですが、最近はより感染力が高い欧州由来のXBB・1・9・1が優性となっています。 全国的には関西を中心として、さらに強い感染力を持つとされるインド型のXBB・1・16が驚異的な速さで拡大していて、すでに国内の主流株に置き換わった模様だといいます。 このため、専門家の間では、当初は8月ごろと予測されていた夏の感染ピークが1カ月程度、前倒しで起きる可能性が高まったとの見方が共有されてきているとのことです。 ◇延岡市は前週より12人増加 延岡市が独自に集計している新型コロナの週報によると、先週1週間(15〜21日)に協力医療機関から報告された新規感染者数は60人で、前週から12人(25%)増加しました。 日別では─15日15人▽16日6人▽17日15人▽18日6人▽19日8人▽20日5人▽21日5人──となっています。 ワクチンは65歳以上の接種が順調に進んでいる一方、基礎疾患がある人や医療・介護従事者などは伸び悩んでいるといいます。 65歳以上には接種券が郵送されますが(手元にある場合はそのまま利用可)、それ以外の対象者は接種券交付の申請手続きが必要です。申請手続きは延岡市ホームページの新型コロナ対策ポータルサイトから簡単にできます。 ◇インフル、冬場に限らず流行 直近の週報でインフルエンザは定点当たり4・5人となり、前週から92%増加しました。県北からの報告数は少なかったのですが、保健所管轄別で小林が同10・5人と注意報レベルを超え、中央も同9・5人、都城が同7・1人など、県南、県央で急増しています。 佐藤医師によると、インフルエンザは冬場に限らず流行することがあるということですが、今回急増したのはなぜなのでしょうか。 要因として佐藤医師は、/祁織灰蹈覆裡砧牋楾圓筌泪好着用ルールなどの感染対策の緩和大人数で大声を出す機会が多い体育祭・運動会、合同練習や交流試合を含むスポーツ協議会の開催インフルエンザワクチンの接種率低下ぅ錺チン接種から5カ月が経過したことによる抗体価の低下ゲ甬遑廓間に大きな流行がなかったため自然抗体が低下─したためとしています。 ◇症状あればすぐに対策を こうしたことから、インフルエンザは今後も学校を中心に集団的な感染拡大が起きる恐れがあります。一方、インフルエンザの流行地域では新型コロナの新規感染者も増加しているといいます。 新型コロナは2日間程度の潜伏期間に感染させてしまうケースが多いのに対し、インフルエンザは症状が出てからでなければ他人に感染しないことが分かっています。 また、新型コロナはインフルエンザよりもはるかに感染力が強く、各医師会などは「疑わしい症状がある場合は早めに団体行動を避けるなど、適切な対策をお願いします」と呼び掛けています。
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宮崎市などインフルエンザも急増
宮崎県の週報第20週(15〜21日)によると、県内で新たに確認された新型コロナウイルスの新規感染者数は定点当たり2・31人で、前週から12%増加しました。入院患者数は18人で減少が続いています。
一方、県内では小康状態にあった季節性インフルエンザが宮崎市や小林、都城地区で急増しており、新型コロナと併せて最新の情報をお伝えします。
◆延岡・西臼杵が「黄」圏域に
週報によると、県内7医療圏域ごとの定点当たりの新規感染者数は延岡・西臼杵圏域(9医療機関)が5・78人となり、県が定める注意喚起の区分で「黄」圏域となりました。
これは4段階に色分けした感染状況で一番低い「定点当たり5人以上」の区分で、直近1週間の人口10万に当たりの患者数は推計で173・4人(定点×30倍)に相当します。
注意喚起の感染状況に達したのは週報発表が始まった前週以来初めてで、該当地域は延岡・西臼杵圏域のみです。なお、日向・東臼杵圏域(6医療機関)は定点当たり1・67人でした。
都道府県別では沖縄県が同10・80人と突出し、オレンジ地域(定点当たり10人以上)。また、石川県が同6・38人、岩手県が6・32人、新潟県が6・11人、山梨県が5・68人、北海道が5・44人で黄地域となっています。
◇新規感染者は30代以下が6割
県内の定点医療機関から報告された新規感染者数の年代別割合は10〜14歳が19%で最も多く、5〜9歳が14%、40代と50代が各11%、5歳未満8%、20代と30代、60代、80代以上が各7%、70代5%、15〜19歳が4%でした。
30代以下が全体の6割、20代以下だけでも半数と、若い世代が大半を占めています。若者は感染しても症状が軽く病院を受診しない人も多いとみられ、実際にはさらに割合が高いと指摘する専門家もいます。
◇XBB系統の拡大が加速か
一方、直近のゲノム解析結果で検出された新型コロナウイルスのうち、オミクロン株の新たな亜種で世界的に拡大したXBB系統が県内でも56%と半数を超えています。
さらに、この中には集団での感染が疑われる事例が含まれていて、同集団を含めた場合のXBB系統の割合は71%に達するということです。従来多かったBA・5からの置き換わりが加速し、XBB系統は着実に流行の主流となった模様です。
感染症が専門の佐藤圭創医師(延岡市新型コロナ対策アドバイザー)によると、県内では当初、XBB系統の中でも米国を中心に広まったXBB・1・5が流行の主流だったのですが、最近はより感染力が高い欧州由来のXBB・1・9・1が優性となっています。
全国的には関西を中心として、さらに強い感染力を持つとされるインド型のXBB・1・16が驚異的な速さで拡大していて、すでに国内の主流株に置き換わった模様だといいます。
このため、専門家の間では、当初は8月ごろと予測されていた夏の感染ピークが1カ月程度、前倒しで起きる可能性が高まったとの見方が共有されてきているとのことです。
◇延岡市は前週より12人増加
延岡市が独自に集計している新型コロナの週報によると、先週1週間(15〜21日)に協力医療機関から報告された新規感染者数は60人で、前週から12人(25%)増加しました。
日別では─15日15人▽16日6人▽17日15人▽18日6人▽19日8人▽20日5人▽21日5人──となっています。
ワクチンは65歳以上の接種が順調に進んでいる一方、基礎疾患がある人や医療・介護従事者などは伸び悩んでいるといいます。
65歳以上には接種券が郵送されますが(手元にある場合はそのまま利用可)、それ以外の対象者は接種券交付の申請手続きが必要です。申請手続きは延岡市ホームページの新型コロナ対策ポータルサイトから簡単にできます。
◇インフル、冬場に限らず流行
直近の週報でインフルエンザは定点当たり4・5人となり、前週から92%増加しました。県北からの報告数は少なかったのですが、保健所管轄別で小林が同10・5人と注意報レベルを超え、中央も同9・5人、都城が同7・1人など、県南、県央で急増しています。
佐藤医師によると、インフルエンザは冬場に限らず流行することがあるということですが、今回急増したのはなぜなのでしょうか。
要因として佐藤医師は、/祁織灰蹈覆裡砧牋楾圓筌泪好着用ルールなどの感染対策の緩和大人数で大声を出す機会が多い体育祭・運動会、合同練習や交流試合を含むスポーツ協議会の開催インフルエンザワクチンの接種率低下ぅ錺チン接種から5カ月が経過したことによる抗体価の低下ゲ甬遑廓間に大きな流行がなかったため自然抗体が低下─したためとしています。
◇症状あればすぐに対策を
こうしたことから、インフルエンザは今後も学校を中心に集団的な感染拡大が起きる恐れがあります。一方、インフルエンザの流行地域では新型コロナの新規感染者も増加しているといいます。
新型コロナは2日間程度の潜伏期間に感染させてしまうケースが多いのに対し、インフルエンザは症状が出てからでなければ他人に感染しないことが分かっています。
また、新型コロナはインフルエンザよりもはるかに感染力が強く、各医師会などは「疑わしい症状がある場合は早めに団体行動を避けるなど、適切な対策をお願いします」と呼び掛けています。