本紙掲載日:2023-05-27
(7面)

にじいろ音楽会30周年

スペシャルコンサートを前に(1)

◆音楽プログラム一挙紹介

 県北の特別支援学校の児童生徒を対象に開催する「にじいろ音楽会」が30周年を迎えました。この大きな節目に、にじいろ音楽会を多くの人に楽しんでいただくスペシャルコンサートを6月3、4日に延岡市東本小路の野口遵記念館で開催します。本番を前に見どころ、聴きどころを紹介します。

 第1回音楽会は、夕刊デイリー新聞創刊30周年記念事業として1993年6月27日に門川町総合文化会館で開催。日向市出身のピアニスト松浦真由美さんと延岡フィルハーモニー管弦楽団が出演しました。今回は、音楽会30周年と夕刊デイリー創刊60周年記念として、のべおか文化事業団と夕刊デイリー新聞社が主催します。

 当初は文化ホールで行いましたが、2008年からは毎年、学校の音楽室や体育館など子どもたちの慣れ親しんだ会場でゆっくりと音楽や物語を楽しんでもらっています。

 レギュラー出演者は、松浦真由美さん(ピアノ)、池田知聡さん(お話)、香月保乃さん(ユーフォニアム、歌)。毎回、時間をかけて打ち合わせをして内容を決め、演奏のリハーサルを何度も繰り返します。音楽はクラシック、ポピュラー、ジャズ、民謡など多彩です。

【演奏者プロフィル】
◇松浦真由美ピアノ
日向市出身。武蔵野音楽大学卒業。1993年から「にじいろ音楽会」を企画・出演。95年に県主催「戦後50周年記念の夕べ」でベートーベンのソナタ「月光」を演奏。香月保乃との共演は、2015年「子どもたちへの道」、19年「野口記念館感謝の集いとコンサート」など。にじいろ音楽会への尽力が認められ、「平成27年度地域による学校支援推進にかかる県教育長表彰」受賞。19年に国際ソロプチミスト延岡認証40周年記念式典の席上、「女性栄誉賞〈特別賞〉」を授与された。

◇香月保乃歌・ユーフォニアム
宮崎市出身。国立音楽大学でユーフォニアムクラシカルパフォーマンスを専攻。在学中から、自身のクラシックアンサンブルなどの活動、ユーフォニアムソリストとして活動。独学でジャズを勉強し、ニューヨーク市立大学クイーンズ校アーロンコップランド音楽学校(ジャズパフォーマンス)で修士課程を修了。2016年から日本に拠点を移した。現在、宮崎県ジャズ協会代表理事。
08年、延岡の図書館90年・延岡市立図書館新館オープン10年を祝う「RATATOSQ(ラタトスキュー)」に出演。


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