本紙掲載日:2023-05-29
(2面)

学校安全の取り組みさらに

生徒サポーター18人委嘱−認証校の門川中

◆セーフティプロモーションスクール

 セーフティプロモーションスクール(SPS)の認証校として学校安全を推進している門川町立門川中学校(日盞魄賚差残后■苅牽型諭砲錬横各、生徒の立場から主体的に関わってもらおうと、1〜3年生18人に「SPSサポーター」を委嘱した。

◇生活・災害・交通の3分野で推進

 同校は2021年2月、県立門川高校とともに九州で初めて、日本セーフティプロモーションスクール協議会(大阪教育大学学校安全推進センター内)からSPSの認証を受けた。

 「生活安全」「災害安全」「交通安全」の3分野で取り組みを進めており、生徒たちにも主体的に関わってもらおうと毎年度、SPSサポーターを募っている。

 今年度は18人(1年生9人、2年生5人、3年生4人)が参加。委嘱式は同校であり、同協議会から届いた委嘱状が一人一人に手渡された。

 日盥残垢蓮岾Г気鵑亮茲蠢箸澆亡待している」と激励。3年生の安藤礼樹(らいき)さん(14)は「門川町は南海トラフ巨大地震による津波に巻き込まれてしまう可能性があるため、防災への関心を深めたいと思って参加を決めた。避難訓練に力を入れていきたい」と意気込みを語った。

 同校によると、認証から約2年たったが、新型コロナの影響で思うように活動できない状況が続いていたという。

 SPSコーディネーターで防災士でもある同校の小坂俊雄教諭(46)は「今後、生徒たちには校内外での訓練などに計画段階から関わってもらい、その取り組みを地域にも広げてもらいたい」。

 また、防災士の資格取得を目指したいという生徒も数人いることから「月1回程度集まって知識を深めていけたら」と語った。

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