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縦割りの3部制を廃止−今の時代に沿った体制に
延岡史談会(甲斐典明会長、90人)は28日、これまで史跡、民俗、古文書の各部会に分かれて活動していた縦割りの3部制を廃止し、全会員が全ての活動に参加できる一括体制へと組織改編した。延岡市社会教育センターで開いた2023年度総会で決議し、会則の改正案と新役員案、それに沿った新年度事業計画案を承認した。 甲斐会長によると、昭和40〜50年ごろ(1970年代)の延岡史談会は中国など国内外への史跡訪問が盛んで会員も200人近くいて入会を断るほどだったが、平成にかけては60人程度まで減少。近年は縦割りの弊害で別部会の活動に参加できないことや、組織体制の一部形骸化なども課題になっていたという。 このため会長ら役員は2年後の創立90周年に向けて、コロナ禍で全体活動ができなかった期間に県内や全国の史談会を調査して先進的な取り組みを研究。これから先を見据え、史談会が本来目的とする調査研究活動を基本として、今の時代に沿った組織体制への見直し作業に尽力したという。 その結果、部会ごとに取り組んでいた活動を史談会の「領域事業」と位置付け、それぞれに配分していた予算を含め年間事業計画・予算として一本化。領域事業には従来の「民俗」「古文書」と並び、歴史学に重要な地理的視点を新たに加えた「歴史・地理」領域を設けた。 会則の改正と23・24年度役員の選任については一括組織体制への移行に合わせて、従来の部会長を領域事業担当理事とする人事案を承認。これまで1日で済ませていた3部会研究発表を、領域事業ごとに年3回開催することなどを申し合わせた。 今後は年間を通し、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などを活用して事業計画を全会員に伝えて参加を呼び掛ける仕組みづくりにも取り組むとし、甲斐会長は「社会的役割を担っている史談会の事業を強化し、より活動的な組織体制を構築するための事業再編にしたい」と理解を求めた。 ◆会報「縣」32号を販売 延岡史談会はまとめたばかりの会報「縣(あがた)」32号を一般に販売している。A4判で126ページ。千円。問い合わせ、申し込みは、同史談会事務局長の宮田卓郎さんへ。
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縦割りの3部制を廃止−今の時代に沿った体制に
延岡史談会(甲斐典明会長、90人)は28日、これまで史跡、民俗、古文書の各部会に分かれて活動していた縦割りの3部制を廃止し、全会員が全ての活動に参加できる一括体制へと組織改編した。延岡市社会教育センターで開いた2023年度総会で決議し、会則の改正案と新役員案、それに沿った新年度事業計画案を承認した。
甲斐会長によると、昭和40〜50年ごろ(1970年代)の延岡史談会は中国など国内外への史跡訪問が盛んで会員も200人近くいて入会を断るほどだったが、平成にかけては60人程度まで減少。近年は縦割りの弊害で別部会の活動に参加できないことや、組織体制の一部形骸化なども課題になっていたという。
このため会長ら役員は2年後の創立90周年に向けて、コロナ禍で全体活動ができなかった期間に県内や全国の史談会を調査して先進的な取り組みを研究。これから先を見据え、史談会が本来目的とする調査研究活動を基本として、今の時代に沿った組織体制への見直し作業に尽力したという。
その結果、部会ごとに取り組んでいた活動を史談会の「領域事業」と位置付け、それぞれに配分していた予算を含め年間事業計画・予算として一本化。領域事業には従来の「民俗」「古文書」と並び、歴史学に重要な地理的視点を新たに加えた「歴史・地理」領域を設けた。
会則の改正と23・24年度役員の選任については一括組織体制への移行に合わせて、従来の部会長を領域事業担当理事とする人事案を承認。これまで1日で済ませていた3部会研究発表を、領域事業ごとに年3回開催することなどを申し合わせた。
今後は年間を通し、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などを活用して事業計画を全会員に伝えて参加を呼び掛ける仕組みづくりにも取り組むとし、甲斐会長は「社会的役割を担っている史談会の事業を強化し、より活動的な組織体制を構築するための事業再編にしたい」と理解を求めた。
◆会報「縣」32号を販売
延岡史談会はまとめたばかりの会報「縣(あがた)」32号を一般に販売している。A4判で126ページ。千円。問い合わせ、申し込みは、同史談会事務局長の宮田卓郎さんへ。