本紙掲載日:2023-05-31
(3面)

再スタート、前を向いた活動を

読谷山市長から感謝状を受け取る在任10年区長ら(野口遵記念館)

延岡市区長連協が総会

◆4年ぶり対面開催

 延岡市区長連絡協議会(森口正輝会長、386区長)の第67回総会は25日、野口遵記念館であった。新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いたことで4年ぶりに対面で開催でき、出席者は議案審議をはじめ区長永年勤続表彰などを通して、安全・安心なまちづくりの推進に向けた気構えを新たにした。

 市民憲章朗読の後、森口会長は延岡城・内藤記念博物館や野口遵記念館の開館を喜びつつ、昨年は1月に日向灘を震源とする最大震度5強の地震、9月には台風14号で甚大な被害に見舞われたことを振り返り、消防団の献身的な活動に感謝。「きょうを再スタートと位置付け、前を向いた活動を進めていきたい」と団結を呼び掛けた。

 在任10年の区長11人に読谷山市長が感謝状を贈呈し、来月7日の県自治会連合会総会で県知事表彰を受ける在任15年の区長4人を披露。市政連絡総括責任者と健康長寿推進リーダーを務める区長への依頼状交付に続き、地域担当職員の市幹部が紹介された。

 新年度事業計画では──区長・役員の担い手不足改善策についての検討▽未加入世帯の加入促進▽自主防災組織結成の促進▽特定健診受診率アップ▽JR南延岡駅バリアフリー化促進▽ごみステーションの適正管理──などを重点項目に設定。自主防災組織連絡協議会総会(6月)や新任区長研修会(同)、市議会との懇談会(7月と来年1月)などの活動計画を申し合わせた。

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