本紙掲載日:2023-06-01
(2面)

県中小企業団体中央会

県中小企業団体中央会の第68回通常総会
県知事表彰(組合功労者)を受ける梶井崇之さん

経営基盤強化・支援など推進

◆9月、宮崎市で九州大会・通常総会

 県中小企業団体中央会(堀之内芳久会長)の第68回通常総会は29日、宮崎市の宮崎観光ホテルで開かれた。会員ら約130人が出席。四つの重点方針と、それに基づく支援活動などを盛り込んだ今年度事業計画案を承認した。

 事業計画の重点方針は、|羮企業組合の経営基盤強靱(きょうじん)化支援⊃卦組合の設立と組合間連携等支援A塙膂企業等の経営支援っ羆会組織の支援機能強化。

 中小企業組合の経営基盤強靱化支援は「巡回・相談指導の充実強化」や「IT(情報技術)化・DX(デジタルトランスフォーメーション)の活用支援」など、新規組合の設立と組合間連携等支援は「特定地域づくり組合の設立支援」など、組合員企業等の経営支援は「直面する経営課題(人材確保・事業承継など)への支援」など、中央会組織の支援機能強化は「国・県への要望・政策提言」など、それぞれ活動を推進する。

 また、参加者約800人規模の第62回中小企業団体九州大会を、宮崎市で開催することも報告された。日時は9月7日午後1時から、会場は宮崎市のシーガイアコンベンションセンターで予定している。

 通常総会後の総会式典で、堀之内会長は「コロナが落ち着く中で株価上昇など景気が良くなってきた感もあるが、地方の中小企業は喜んでいられない。ただ、厳しい時こそ中央会がある。中小企業の力添えになるよう職員一同で尽力していきたい」と話していた。

 同日はまた、優良組合や組合功労者らに贈る県知事表彰、県中小企業団体中央会会長表彰の表彰式などもあった。

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