本紙掲載日:2023-06-02
(2面)

宝くじ好調、5年連続黒字

延岡たばこ販売組合通常総会−功労者表彰も

 延岡たばこ販売協同組合(菅原壮一郎理事長、78組合員)の第74回通常総会は25日、延岡市別府町のマリエールオークパイン延岡であった。宝くじ関連事業や年8回の環境美化活動、未成年者喫煙防止対策などを盛り込んだ新年度事業計画をはじめとする各議案を原案通り承認した。

 菅原理事長は、新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いて4年ぶりに対面での総会が開催できたことを喜びつつ、喫煙規制やたばこの値上げで各販売店とも厳しい状況にあると説明。組合員数の減少で県内でも組合統廃合の動きが出始めているものの、延岡地区は宝くじの売り上げが好調で組合決算は5年連続の黒字を達成できたと報告した。

 また、先月には市内からロト6で1等2億5900万円の当選が出たとして、現在販売中のドリームジャンボをはじめ宝くじの売り上げがさらに伸びることを期待。「引き続き、宝くじの売り上げ増に努めながら経費節減の徹底と組合員の経営安定化に努めたい」と協力を呼び掛けた。

 功労者表彰もあり、増田美代子さんに日本たばこ産業宮崎支社長表彰、戸田行徳さんに延岡地区たばこ販売対策協議会会長表彰を授与。県宝くじ販売促進対策協議会表彰県知事表彰を受ける金子律子さんを紹介した。

 総会には読谷山洋司市長も来賓出席してあいさつし、2022年度の市の税収でたばこ税は約9億5千万円と重要な財源になっていることを報告。新たに開館した延岡城・内藤記念博物館に十分なスペースの喫煙室を設置したことなどを伝え、「今後もたばこを吸う方も吸わない方もそれぞれが納得し合えるまちづくりを進めていきたい」と力を込めた。

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