本紙掲載日:2023-06-07
(3面)

不法投棄防止訴えパレード

不法投棄防止の横断幕を掲げて市役所を出発する参加団体のトラック

 語呂合わせで「ごみゼロの日」の5月30日、延岡地区不法投棄対策協議会(森口正輝会長・延岡市区長連絡協議会会長、24団体)は不法投棄防止啓発パレードを4年ぶりに行った。ごみゼロの日から「環境の日」(今月5日)までは「全国ごみ不法投棄監視ウイーク」だった。6月は「環境月間」。

 出発式は市役所正面玄関前であり、森口会長は「不法投棄は、土壌汚染や水質汚濁を招く行為であり、生活環境に大きな問題を引き起こす重大な犯罪だ。関係機関が一致協力して取り組むことが重要」とあいさつ。

 延岡警察署を先頭に、市、国交省、県産業資源循環協会、県産業廃棄物協会など会員団体の車両8台が「不法投棄撲滅運動中」「STOP!不法投棄」の横断幕や旗を掲げ、啓発文をアナウンスしながら同市中心部を一巡した。

 ごみの不法投棄は、家庭ごみ、産業廃棄物とも「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」で禁じられており、違反すると罰せられる。市は啓発文の中で「ごみは決められた方法で適切に処理し、不法投棄はやめよう」と呼び掛けた。

 対策協事務局の市によると、市内では家庭ごみ、産業廃棄物、家電などの不法投棄が年間360件も発生しているという(過去3年間の平均)。9日までは、市役所1階市民スペースで啓発パネル展を行っている。

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