本紙掲載日:2023-06-07
(6面)

「人の役に立つ人に」

献花の後、祈願の言葉を唱えた

創立記念式典と聖母の集い−聖心ウルスラ学園

 延岡市緑ケ丘のキリスト教系の学校法人聖心ウルスラ学園(佐田栄子理事長)の創立記念式典と聖母の集いが5月31日、同校記念体育館であった。聖心ウルスラ学園高校、併設の聡明中学校・高等部、看護専攻科の生徒ら計550人が出席した。

 佐田理事長は、写真や映像で学園の歴史を振り返った後、「ハチドリのひとしずく」という約2分の映像を上映。「なぜこの映像を皆さんに見せたのかを考えてください」と話し、「前にいつも進んで、命を尽くす場所、時間をつくってほしい。人の役に立つ人になってほしい」と思いを語った。

 式典の後、聖母マリアに感謝をささげる「聖母の集い」が行われ、代表生徒がステージ上の像に献花。全校生徒で祈願や祈りの言葉を唱え、聖歌を斉唱した。

 延岡・日向カトリック教会の木口善孝主任司祭は、聖書の一節を朗読し、「コロナで人と人との絆が薄くなってきているのを感じていると思います。自分と少しでも関わりがある人との交わりを大切にしてください」と話した。
同校は、1955年に「緑ケ丘学園高等学校」として創立され、69周年。90年に学校法人名を現在のものに改称し、2002年に男女共学に移行した。

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