本紙掲載日:2023-06-07
(8面)

仲間と協力、絆深める

県むかばき青少年自然の家の職員から寝袋の使い方を学ぶ児童
初日の夜にはキャンプファイアを楽しんだ(3日)=提供写真
クイズやミッションに挑戦してゴールを目指した追跡ハイキング(4日)=提供写真

インリーダークラブ−行縢で宿泊研修

 子ども会活動のリーダーとなる児童を育成する「のべおか子どもインリーダークラブ」の今年度2回目の研修会「むかばき宿泊研修」が3、4日、延岡市行縢町の県むかばき青少年自然の家(宮田靖所長)であった。市内の小学4〜6年生25人が参加、1泊2日の研修を通して仲間との絆を深めた。主催は市子ども会育成連絡協議会(盒況二会長)。

 初日に行われた入所式で盒恐馗垢蓮◆孱夏間で親睦と絆を深めてほしい。けがのないよう規律正しく行動してください」とあいさつ。児童を代表して重黒木智哉さん(6年)が、「インリーダークラブで初めて会う人が多いけど、みんなと仲良く話し合って協力していきたい」。宮田所長は「限られた(時間の)中で、仲間としっかり協力して頑張って」と激励した。

 その後のオリエンテーションでは、自然の家の職員が施設案内や、寝袋の使い方を指導。続けて、少年団体指導員の田中要一さん(64)が「安全と危険予知トレーニング」と題して講義し、すべての行動において危険を予測して安全を優先し、自身を守ることを児童に伝えた。

 野外炊飯は台風の影響で中止となったものの、食堂で夕食を済ませた後、営火場でキャンプファイアを楽しんだ。

 2日目は施設内に散らばったクイズやミッションを楽しむ追跡ハイキングがあり、班員で協力しながらゴールを目指した。また、施設内の落ち葉をかき集める奉仕活動に汗を流し、施設に感謝した。

 同クラブは、子ども会活動に必要な知識と技術を身に付け、集団活動の中で自ら考え、行動できるリーダーを育てることを目的にしている。来年2月の閉講式までに子どもフリーマーケット、防災学習、ふるさと学習など、月に1回のペースで活動を予定している。

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