本紙掲載日:2023-06-08
(3面)

談話室−連続勝ち越しに今後も期待

琴恵光延岡後援会

 「2場所連続で勝ち越すことができて本当に良かった。盛り上げてくれました」と笑顔で話すのは、延岡市出身の幕内力士・琴恵光関(佐渡ケ嶽部屋・西12枚目)の延岡後援会役員。

 5月場所では、7日目まで2勝5敗で黒星が先行したが、ここから怒濤(どとう)の5連勝を挙げ、千秋楽に竜電に快勝。3月場所に続いて勝ち越しを果たした。

 千秋楽には稲田義美会長に柳田英明幹事長、琴恵光の父柏谷正倫さんと母多美さん。多美さんの友人ら合わせて15人が国技館で応援。これが届いた様子で「稲田会長の声は大きかったし、それが届いた琴恵光も気合の入り方、表情がすごかったですよ」と後援会。

 今場所の琴恵光は、体の張りがテレビ画面からも分かるほど充実した稽古を積んで臨んだという。「体重も5キロぐらい増えたようで、張り差しの立ち合いではなく、真正面からぶつかっていく積極的な取組が多かった」と事務局長の岩切隆徳さん。甲斐泰文副会長は善戦の末に敗れた3日目朝乃山との取組に触れ「悪くても取り直しでした。これに敗れたことが、バネになったようです」。

 柳田幹事長は「初の幕内昇進から5年。一緒に入幕した力士たちが姿を消す中、幕内で相撲を取り続け、通算1000場所を達成しただけでも大したもの。ぜひ3役入りと3賞を狙ってほしい」と期待した。

 写真は、琴恵光延岡後援会の左から甲斐副会長、柳田幹事長、岩切事務局長。

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