有村氏を会長に再任

県北法人会が定時総会

　宮崎県北法人会（有村誠会長、１４１２社）の第１１回定時総会は６日、延岡市紺屋町のエンシティホテル延岡であり、２０２２年度事業報告や収支決算を承認したほか、役員改選では会長に有村氏（有村鋼機商会）を再選した。

　２３年度の事業については、３月開催の理事会による承認が報告され、税務研修会や租税教室、税に関する絵はがきコンクール、地方公共団体・社会福祉施設などへの寄付寄贈、地域イベント等への参加のほか、新たな取り組みとして食品ロスの解消に向けた活動を行っていくとした。

　任期満了に伴う役員改選では再任の有村会長をはじめ、新任７人を含む３８人の新体制を決定。有村会長は今年１０月から始まるインボイス（適格請求書）制度に触れ、会主催の税に関する研修会や異業種交流などを挙げながら「（法人会活動が会員企業の）お役に立てる場面は数多くある」として会員増強への協力を呼び掛けた。

　この日はまた、功労表彰や感謝状贈呈、税務研修会、ルース・マリー・ジャーマン氏（ジャーマン・インターナショナル代表取締役社長）による記念講演、会員交流会も行われた。