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いずれも県内唯一の受賞
高千穂町教育委員会(戸敷二郎教育長)の2施設と取り組みが、文部科学大臣表彰を受けた。「第75回優良公民館表彰」と「2022年度優れた早寝早起き朝ごはん運動の推進」の取り組み、「23年度子どもの読書活動優秀実践校・図書館・団体(個人)」での受賞。戸敷同町教育長らがこのほど、町役場で甲斐宗之町長に受賞を報告した。 ◆優良公民館表彰・町中央公民館−図書館と連携、多彩な取り組み 優良公民館表彰を受けたのは、高千穂町中央公民館。この賞は毎年、工夫を凝らした事業で地域の学習活動に貢献する社会教育施設を選出している。今回、受賞したのは全国の72館。 同町中央公民館は併設している町立図書館と連携して多彩な取り組みを実施している。公民館講座では、史跡巡りなど地域を学ぶ講座や防災講座などを開設し、地域の課題解決につながる取り組みを行っている。また、アンケートなどで利用者のニーズを把握して作品展やイベントも実施しており、それらの運営方法などが評価された。 ◆早寝早起き朝ごはん運動−がまだせ若竹会議・生活リズム向上部会 優れた早寝早起き朝ごはん運動の文部科学大臣表彰を受けたのは、高千穂町がまだせ若竹会議生活リズム向上部会。 同町では06年に発足の子育て応援「ゆい眄虔罅彁業に取り組んできた。その中で、子育てに関わる町民を委員としてがまだせ若竹会議を年に数回して子育て支援につながる活動を行っている。 受賞は、さまざまな啓発や地域内における生活リズムチェックシートの普及、子育てに関する講演会などを企画する取り組みが受賞対象となった。 具体的には、早寝早起き朝ごはんをテーマにしたポスターや三行詩の募集と作品を公開する啓発活動、生活リズムチェックシートの実施。町、PTA連協と連携した子育て講演会の開催など、地域全体にも関心を高める活動を展開している。 文科省の表彰は12年度から隔年で実施。子どもの健やかな成長に求められる基本的生活習慣を定着させる事業などが対象で、今回、表彰されたのは全国51事業。 ◆子どもの読書活動優秀実践−町立図書館・ユニークな取り組み評価 子どもの読書活動優秀実践校・図書館・団体(個人)文部科学大臣表彰は、高千穂町立図書館が受賞した。 この表彰は子どもの読書意欲を高めるため、特色ある取り組みを展開する学校などに贈られる賞で、今回は受賞された226件のうち46件が図書館だった。 高千穂町は04年に町読書条例を制定し、「家族読書だより」の毎月発行、乳幼児を対象とした絵本の読み聞かせや絵本相談の実施(月3回)。図書館内に親子で読書ができる「絵本の部屋」などの整備、7団体の読み聞かせボランティアとそのネットワーク組織と連携して学校などでの読み聞かせ会・研修会を実施。さらには、高校生の読み聞かせ団体の育成。出生時と生後1年6カ月時に絵本をプレゼントする「ブックスタート事業」を実施している。これらのユニークな取り組みが評価された。 受賞の報告を聞いた甲斐町長は、「教育の充実により高千穂町で子育てを望む人たちが増え、人口減少にも歯止めがかかるものと期待している。今回の受賞はその足掛かりとして、大きな弾みになったのでは」と祝福。 戸敷教育長は「どの賞も一朝一夕に頂いた賞ではなく、長年の取り組みが高く評価されたと認識している。受賞を機に、より充実した、持続可能な教育環境づくりに努めたい」と話した。 町教委によると、がまだせ若竹会議生活リズム向上部会は自薦、町中央公民館と町立図書館は県の推薦により全国審査へ進んだ。今回の受賞はいずれも県内唯一で、町としては初。表彰式は5月までに対面、またはオンラインで行われたという。
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いずれも県内唯一の受賞
高千穂町教育委員会(戸敷二郎教育長)の2施設と取り組みが、文部科学大臣表彰を受けた。「第75回優良公民館表彰」と「2022年度優れた早寝早起き朝ごはん運動の推進」の取り組み、「23年度子どもの読書活動優秀実践校・図書館・団体(個人)」での受賞。戸敷同町教育長らがこのほど、町役場で甲斐宗之町長に受賞を報告した。
◆優良公民館表彰・町中央公民館−図書館と連携、多彩な取り組み
優良公民館表彰を受けたのは、高千穂町中央公民館。この賞は毎年、工夫を凝らした事業で地域の学習活動に貢献する社会教育施設を選出している。今回、受賞したのは全国の72館。
同町中央公民館は併設している町立図書館と連携して多彩な取り組みを実施している。公民館講座では、史跡巡りなど地域を学ぶ講座や防災講座などを開設し、地域の課題解決につながる取り組みを行っている。また、アンケートなどで利用者のニーズを把握して作品展やイベントも実施しており、それらの運営方法などが評価された。
◆早寝早起き朝ごはん運動−がまだせ若竹会議・生活リズム向上部会
優れた早寝早起き朝ごはん運動の文部科学大臣表彰を受けたのは、高千穂町がまだせ若竹会議生活リズム向上部会。
同町では06年に発足の子育て応援「ゆい眄虔罅彁業に取り組んできた。その中で、子育てに関わる町民を委員としてがまだせ若竹会議を年に数回して子育て支援につながる活動を行っている。
受賞は、さまざまな啓発や地域内における生活リズムチェックシートの普及、子育てに関する講演会などを企画する取り組みが受賞対象となった。
具体的には、早寝早起き朝ごはんをテーマにしたポスターや三行詩の募集と作品を公開する啓発活動、生活リズムチェックシートの実施。町、PTA連協と連携した子育て講演会の開催など、地域全体にも関心を高める活動を展開している。
文科省の表彰は12年度から隔年で実施。子どもの健やかな成長に求められる基本的生活習慣を定着させる事業などが対象で、今回、表彰されたのは全国51事業。
◆子どもの読書活動優秀実践−町立図書館・ユニークな取り組み評価
子どもの読書活動優秀実践校・図書館・団体(個人)文部科学大臣表彰は、高千穂町立図書館が受賞した。
この表彰は子どもの読書意欲を高めるため、特色ある取り組みを展開する学校などに贈られる賞で、今回は受賞された226件のうち46件が図書館だった。
高千穂町は04年に町読書条例を制定し、「家族読書だより」の毎月発行、乳幼児を対象とした絵本の読み聞かせや絵本相談の実施(月3回)。図書館内に親子で読書ができる「絵本の部屋」などの整備、7団体の読み聞かせボランティアとそのネットワーク組織と連携して学校などでの読み聞かせ会・研修会を実施。さらには、高校生の読み聞かせ団体の育成。出生時と生後1年6カ月時に絵本をプレゼントする「ブックスタート事業」を実施している。これらのユニークな取り組みが評価された。
受賞の報告を聞いた甲斐町長は、「教育の充実により高千穂町で子育てを望む人たちが増え、人口減少にも歯止めがかかるものと期待している。今回の受賞はその足掛かりとして、大きな弾みになったのでは」と祝福。
戸敷教育長は「どの賞も一朝一夕に頂いた賞ではなく、長年の取り組みが高く評価されたと認識している。受賞を機に、より充実した、持続可能な教育環境づくりに努めたい」と話した。
町教委によると、がまだせ若竹会議生活リズム向上部会は自薦、町中央公民館と町立図書館は県の推薦により全国審査へ進んだ。今回の受賞はいずれも県内唯一で、町としては初。表彰式は5月までに対面、またはオンラインで行われたという。