本紙掲載日:2023-06-09
(1面)

道づくりを考える延岡女性の会

活動計画などを承認した「道づくりを考える延岡女性の会」の総会

早期完成など訴え継続−県内団体とも連携

 道づくりを考える延岡女性の会(志賀朋子会長、29人)は8日、延岡市の野口遵記念館フリースペースで今年度の総会を開いた。活動計画や収支報告など5議案を承認。県内外の女性団体と交流、連携し、積極的に情報発信や意見交換を行うことなどを確認した。

 志賀会長(80)はあいさつで、今も活動が新型コロナウイルスの影響を受けていること、さまざまな提言活動を行っていることなどを報告。

 県高速道対策局の岩切道雄局次長は、東九州道、九州中央道ともに未整備区間があるとして、「皆さまや沿線自治体、関係機関の皆さまと連携しながら事業中区間の早期完成、未事業区間の早期事業化、暫定2車線区間の4車線化を訴えていく」と話し、協力を呼び掛けた。

 今年度も引き続き、東九州道、九州中央道の早期整備、道路整備予算確保を求める要望活動を続けること▽コロナ禍前の状態に戻りつつあることから、県内外問わず他の女性団体と積極的に交流したり、イベントや講演会に参加したりすること▽勉強会や現場見学会を再開することなどを確認。

 会員からは、女性団体だからこそできることとして小物を作って啓発品として配布する▽市内のイベントで法被を着て会のPRを行う―案が出され、具体的に検討していくことになった。

 この他提言活動では、来年3月31日までになっている延岡南道路の大型車以上のETC車限定で行っている料金引き下げの継続のお願いや、地元の期成会と延岡南部地域の渋滞解消の要望を続けていく。

 総会を前に、研修会が行われ、国土交通省九州地方整備局延岡河川国道事務所の麻生宏斉所長が講演した。

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