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場面に応じた感染対策を
県の感染症週報第22週(5月29日〜6月4日)によると、県内で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者数は定点当たり3・02人で、前週から8・7%減少しました。入院患者は7日時点で48人です。 ◆延岡・西臼杵圏域3週連続「黄」 県内7医療圏域ごとの新規感染者数は、延岡・西臼杵圏域(9医療機関)が6・33人で前週から9・5%減少、日向・東臼杵圏域(6医療機関)は2・50人で37・5%減少しました。 このうち、延岡・西臼杵圏域は3週間続けて、県が定める注意喚起の区分で「黄圏域」(基準値=定点当たり5人以上)となっています。感染症が専門の佐藤圭創医師(延岡市新型コロナ対策アドバイザー)によると、国内外からの観光客が増加した高千穂を中心に流行が続いているとみられるそうです。 県内の定点医療機関から報告された新規感染者数の年代別割合は多い順に、10〜14歳が17%、60代13%、30代と50代が10%、40代9%、5〜9歳と20代、70代が8%、5歳未満と80代以上が7%、15〜19歳が3%でした。 ◇医療機関の協力で実数に近い延岡市−先週より30人増加 延岡市が独自に集計している新型コロナの週報によると、先週1週間(5月29日〜今月4日)に協力医療機関から報告された新規感染者数は82人で、前週から30人(57・6%)増加しました。 日別では、5月29日15人▽30日15人▽31日17人▽6月1日8人▽2日15人▽3日7人▽4日5人となっています。 市医師会によると年代別では、40〜65歳が38人(46・3%)で最も多く、次いで66歳以上が13人(15・8%)、10代11人(13・4%)、20〜30歳が10人(12・1%)、10歳以下4人(4・8%)で、県の週報とはかなり割合が異なりました。 これは県の定点医療機関全58地点のうち36地点が小児科のため、県週報では若い世代の感染者数が強く反映されるからです。一方、延岡市の集計はあらゆる医療機関の協力で、年代別の割合もより実数に近いと期待されます。 市は「引き続き感染拡大防止への取り組みが必要な状況にある」として、その場に応じたマスクの着用やせきエチケットの実施▽換気と三つの密(密集・密接・密閉)の回避▽手洗いの習慣化▽適度な運動やバランスのよい食事などの生活習慣の継続を心掛けるよう呼び掛けています。 佐藤医師によるとインフルエンザもまだ局地的に流行していますが、インフルエンザ患者が多い地域では新型コロナも急増しているといい、「この時期には広がらないような複数の感染症が流行しており、場面に応じた基本的な感染対策が重要だということを裏付けている」と話しています。
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場面に応じた感染対策を
県の感染症週報第22週(5月29日〜6月4日)によると、県内で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者数は定点当たり3・02人で、前週から8・7%減少しました。入院患者は7日時点で48人です。
◆延岡・西臼杵圏域3週連続「黄」
県内7医療圏域ごとの新規感染者数は、延岡・西臼杵圏域(9医療機関)が6・33人で前週から9・5%減少、日向・東臼杵圏域(6医療機関)は2・50人で37・5%減少しました。
このうち、延岡・西臼杵圏域は3週間続けて、県が定める注意喚起の区分で「黄圏域」(基準値=定点当たり5人以上)となっています。感染症が専門の佐藤圭創医師(延岡市新型コロナ対策アドバイザー)によると、国内外からの観光客が増加した高千穂を中心に流行が続いているとみられるそうです。
県内の定点医療機関から報告された新規感染者数の年代別割合は多い順に、10〜14歳が17%、60代13%、30代と50代が10%、40代9%、5〜9歳と20代、70代が8%、5歳未満と80代以上が7%、15〜19歳が3%でした。
◇医療機関の協力で実数に近い延岡市−先週より30人増加
延岡市が独自に集計している新型コロナの週報によると、先週1週間(5月29日〜今月4日)に協力医療機関から報告された新規感染者数は82人で、前週から30人(57・6%)増加しました。
日別では、5月29日15人▽30日15人▽31日17人▽6月1日8人▽2日15人▽3日7人▽4日5人となっています。
市医師会によると年代別では、40〜65歳が38人(46・3%)で最も多く、次いで66歳以上が13人(15・8%)、10代11人(13・4%)、20〜30歳が10人(12・1%)、10歳以下4人(4・8%)で、県の週報とはかなり割合が異なりました。
これは県の定点医療機関全58地点のうち36地点が小児科のため、県週報では若い世代の感染者数が強く反映されるからです。一方、延岡市の集計はあらゆる医療機関の協力で、年代別の割合もより実数に近いと期待されます。
市は「引き続き感染拡大防止への取り組みが必要な状況にある」として、その場に応じたマスクの着用やせきエチケットの実施▽換気と三つの密(密集・密接・密閉)の回避▽手洗いの習慣化▽適度な運動やバランスのよい食事などの生活習慣の継続を心掛けるよう呼び掛けています。
佐藤医師によるとインフルエンザもまだ局地的に流行していますが、インフルエンザ患者が多い地域では新型コロナも急増しているといい、「この時期には広がらないような複数の感染症が流行しており、場面に応じた基本的な感染対策が重要だということを裏付けている」と話しています。