本紙掲載日:2023-06-13
(3面)

交通事故死ゼロ1095日達成−椎葉村を表彰

西丸交通・地域安全対策監(左)から表彰を受ける黒木村長

西丸県対策監、黒木村長に伝達

 県交通安全対策推進本部(本部長・河野俊嗣知事)は、交通事故死ゼロ連続日数が1095日となった椎葉村を表彰した。

 表彰伝達式は8日、椎葉村役場であり、県総合政策部の西丸日出男交通・地域安全対策監から黒木保隆村長に表彰状が手渡された。

 西丸交通・地域安全対策監は表彰について「一日一日積み重ねてきたたまもの。引き続き交通事故防止対策に尽力いただきたい」とあいさつした。

 同席した日向署の落合啓吾交通課長は、今年の県内の死亡事故件数(8日現在)は14件で、うち5件が同署管内で発生しているとし「危機的状況。交通安全の輪を椎葉村から村外、日向署管内、県内に発信していただきたい」と話した。

 黒木村長は「村において車は必需品。運転寿命を延伸するトレーニングがあるとのことなので、私もやってみたいし、村民にも呼び掛けたい」と話した。

 同本部は、市町村で人口に応じた交通事故死ゼロ日数の表彰基準を定めている。椎葉村は人口5000人未満の区分で1095日がその基準。2017年5月25日に国道327号で発生した死亡事故の翌26日から先月26日で基準を満たしたことで表彰となった。なお、03年1月以降のゼロ表彰受賞は今回で6回目。

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