本紙掲載日:2023-06-13
(7面)

多様な遊びで大盛り上がり

延岡男星保育士団のPaPaパーク

 延岡市内の男性保育士らでつくる延岡男星保育士団(藤原尚史団長)が定期開催している親子参加型イベント「PaPaパーク」の今年度第1回となる「紙セブン襲来!」が11日、カルチャープラザのべおか多目的ホールであり、新聞紙などを使ったさまざまな遊びににぎやかな声を響かせた。

 新型コロナウイルスの感染状況が落ち着き、久しぶりに人数制限を設けず開くことができた屋内イベントには、200人近い親子が来場。保育士団の明るい掛け声や音楽に合わせて、手に広げた新聞紙をマントやバリアーに見立てた「新聞ヒーロー見参」のダンスや、ゲーム形式のレクリエーションで友達や親子で一緒に体を動かした。

 会場内には段ボールで作った滑り台や迷路、箱をたたいた風圧で的を倒す空気砲、協力して台座を傾けボールを枠に入れるピンボールゲームなどが並び、子どもたちは夢中になって挑戦。新聞紙と透明ビニールをつなぎ合わせ、扇風機で風を送り込んで膨らませた大型ドームは行列ができる人気ぶりだった。

 また、巨大な円形シートの端を保護者らが持ち上げ、内側に空気をためて膨らますバルーン遊びは大盛り上がり。子どもたちはフカフカの球面に体をうずめながらにぎやかに歓声を響かせていた。

 長さを競う新聞紙ちぎり競争や、会場内に隠された宝探しゲームもあり、親子らは休日の楽しいひとときを満喫。藤原団長は「お父さん方にもより子育てに入っていただき、こうした機会にお子さんから『パパかっこいい』と言ってもらえたら」と期待を込めた。

 延岡男星保育士団は動画共有サービスのYouTube(ユーチューブ)でもオンラインPaPaパークや手遊びの紹介、オリジナルの遊び歌などを配信中。9月2日には延岡総合文化センター小ホールで、遊び歌作家の鈴木翼さんが出演するPaPaパーク特別公演のファミリーコンサートも計画している。

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