本紙掲載日:2023-06-14
(2面)

後藤さん(別府町)ら7人に伝達

民生委員・児童委員を退任し、厚生労働大臣特別表彰を受けた皆さん。前列中央は読谷山市長

民生・児童委員、厚生労働大臣特別表彰

 長年にわたって民生委員・児童委員を務めた人に贈られる厚生労働大臣特別表彰の伝達式が13日、市役所であり、同市別府町の後藤延子さん(67)=在職21年=ら7人に表彰状と記念品を贈り、功績をたたえた。

◆苦労の結晶を次世代へ

 厚労大臣表彰は、昨年11月30日以前の1年間に退任した民生委員・児童委員のうち、在職期間がおおむね20年以上、もしくは75歳以上で在職期間がおおむね15年以上の人に贈られる。

 伝達式では、読谷山洋司市長が表彰状と記念品を手渡した後、「(民生委員・児童委員の)役割は年々、複雑化していったと思うが、立派に務めていただき、市としても感謝している」と祝辞。「皆さんの苦労の結晶は次の世代につないでいく。今後も、希望を育める地域づくりのため、知恵を貸していただければ」と呼び掛けた。

 表彰を受けた7人のうち、後藤さんは保育士として働きながら、2001年から主任児童委員を務めた。21年の在職期間を振り返り、「活動を通して、いろいろな考え方があること、人の話に耳を傾けることの大事さを知ることができた。今後も人と積極的に関わり、地域を盛り上げていきたい」と笑顔で話した。

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