本紙掲載日:2023-06-14
(7面)

成長願いながら丁寧に

班の友達と一緒に苗を植える児童
作業前には苗の植え方を学習

一ケ岡小でサツマイモの苗植え

 延岡市立一ケ岡小学校(木村淳子校長、219人)の2年生31人は9日、同校でサツマイモの苗植え体験を行った。苗植えは同校2年生が毎年、生活科の時間に学習しており、今回は約3年ぶりに地域の高齢者クラブの会員も参加した。

 この日植えたのは、長さ30センチほどの「ベニアズマ」の苗約130本。作業前に、担任教諭が紙芝居仕立てで資料を見せながら苗の植え方を説明した。

 伊形地区さんさんクラブ連合会のむつみ会、二葉会、豊寿会、さんさんクラブ旭ケ丘、豊生会の5クラブから計12人が訪れ、あいさつをすると、それぞれ児童と同じ班に分かれて作業を始めた。

 地域の人に「苗を横向きに寝かせながら植える」と教わった児童は、友達と一緒に「おいしくなーれ」と言いながら優しく植えていた。

 収穫は11月ごろを予定しており、給食や調理実習に用いたり、今回お世話になった人々を招いて「おいもパーティー」も予定している。

 サツマイモの苗植えは2回目という水木潤さん(7)は「苗を横向きに植えることにびっくりした。これから(自分で)育てて食べることが楽しみ。おばあちゃんの家で焼き芋にして食べたい」と話した。

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