本紙掲載日:2023-06-15
(3面)

7月1〜9日、のべおか七夕まつり

まつりの概要を発表したのべおか七夕まつり実行委員会

短冊の願い事可能な限り実現−山下新天街

◆夜市も開催−コンサートなどイベント

 のべおか七夕まつり実行委員会(会長・興梠貴士山下新天街商店街振興組合理事長)は14日、来月1日に開幕する第66回七夕まつりの概要を発表した。今年は「叶(かな)えよう山下で」をテーマに、9日までの期間中、来場した子どもたちが書いた願い事を山下新天街が可能な限り実現させる。

 七夕まつりは山下新天街に全蓋式アーケードが完成した1956年にスタート。色とりどりの飾りが彩り、夏の風物詩になっていた。2020年、21年はコロナ禍で中止。昨年、復活した。

 今回は、「まつりによる街の魅力向上を図り、新型コロナウイルスの影響で長期化した閉塞(へいそく)感を拭い、今後の商店街の目標である、市民の『憩いの場』機能の充実に取り組む」と興梠実行委員長(36)。

 テーマ通り、「まつりを楽しみに来場する人たちの思いを守り、まつりを継続し、商業の活性化に取り組んでいく」という思いと覚悟を込めたのが、短冊の願い事をかなえる取り組み。

 所定の場所で渡す短冊に書かれた願い事の中から、まつり終了後に実行委員会が複数の願い事を選定。山下新天街がその願いをかなえる。「七夕のロマンが詰まっている意義があるもの。すてきなお願い事を」と呼び掛けている。

 アーケードを彩る飾りは、市内の福祉施設や幼稚園、保育園などから寄せられる43作品を展示予定。今月29日に飾り付けが始まり、30日に審査がある。

 また、祇園町銀天街商店街協同組合(山本晃久理事長)は、7月1日と8日の午後6〜9時に「夜市」を開催する。宮崎太陽銀行延岡支店前でピンボールやダーツ、豪華景品が当たる福引などを実施。露店も並ぶという。

 同1日夜には、のべおか彩の会がペットボトル灯籠で今山八幡宮東参道沿いを彩る。

このほか、ボードゲームなどを通して交流を深める「ろまんす天の川」や、七夕コンサート、むかばき出張どんぐりパーク、サエカレーシングペダルカーなど、1、2日を中心に、子どもから大人まで楽しめるさまざまなイベントを予定している。

 問い合わせは山下新天街商店街振興組合(箟箍34・6379)。

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