本紙掲載日:2023-06-15
(8面)

「右よし、左よし、右よし」

横一列で横断歩道を渡る児童

一ケ岡小交通安全教室−横断歩道で実践

 延岡市立一ケ岡小学校(木村淳子校長、219人)は9日、全校児童を対象に交通安全教室を開き、横断歩道の安全な渡り方などを学んだ。

 教室は、交通安全の知識や技能などを身に付け、集団登校や下校時に生かすことを目的に実施した。

 この日はまず、体育館に集合し、集団登校時の班ごとに整列した後、担当教諭が全体指導を行った。このうち、横断歩道を渡る際は左右を確認し、「運転手への合図と思って、手を真上にしっかりと挙げて渡りましょう」とアドバイス。歩道を歩く時は車道からできるだけ離れて一列になって歩くことや、擦れ違った人に元気よくあいさつすることなども伝えた。

 その後、班ごとに同校周辺の横断歩道で実践。登下校時の児童を見守っている学校安全ボランティアの広鹽譴気鵝⊂綽泰洋さん、交通指導員の河津奮さんが児童を誘導した。班員は横断歩道前で横一列に並ぶと、手を挙げて「右よし、左よし、右よし」と声に出して確認。班長の「渡ります」という合図で速やかに渡った。また、児童は擦れ違う人に元気な声であいさつをしながら歩道を歩いていた。

 6年生で副班長の太田美李亜さん(11)は「教室で学んだことを集団登校や下校の時に生かして班員に指導したい」と話していた。

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