本紙掲載日:2023-06-16
(3面)

新指導員に委嘱状

指導員の委嘱状を受け取る安田さん

延岡市青少年指導員連絡協議会

◆地域の子どもは地域で守り育てる

 延岡市青少年指導員連絡協議会(千坂貞雄会長)の2023年度総会は6日、延岡市社会教育センターであった。市内9班(東海、岡富北、岡富南、西階、上南方、恒富東、恒富西、恒富南、伊形・土々呂)から、約80人が出席し「地域の子どもは、地域で守り育てる」との心構えを新たにした。

 青少年指導員は、市教育委員会から委嘱を受けたボランティア。延岡地区では各小中高校の教職員を含む104人が街頭指導や青パトによる巡回指導、夏休み、春休みの特別指導など、青少年の非行防止、健全育成に尽力している。任期は2年。

 総会は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で4年ぶりの通常開催。議事では、昨年度の事業報告や今年度の役員、事業計画、県青少年補導(指導)委員連絡協議会行事の参加費などを含む予算案などを協議し、すべてを原案通り承認した。

 この日は、委嘱式も併せて行われ、昨年度と今年度に新たに指導員となった26人に委嘱状を交付。代表して安田光輝さんが委嘱状を受け取った。

 また、指導員として8年間、活動した畑本益子さんには延岡市教育委員会表彰。5年以上活動した高木一さん、橋本幸男さん、平山龍治さんにはそれぞれ、市青少年指導員連絡協議会表彰が贈られた。

 市の澤野幸司教育長は「皆さま方とのつながりは、子どもたちの発達を促す意味でも大切。特に今の小学校低学年の子たちは、コロナの影響で入学してからずっとマスクで過ごしてきている。ぜひ、巡回の際は、表情だけではなく、行動で積極的に子どもたちとコミュニケーションを取ってほしい」と呼び掛けた。

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