本紙掲載日:2023-06-17
(1面)

企業の枠を越えた人材を

名刺交換について学ぶ参加者

コネクト兇初研修会−次世代リーダー育成塾「こころざし」

◆4期生主催のグループ学習

 延岡市の次世代リーダー育成塾「こころざし」4期生が主催するグループ学習「コネクト供廖扮娠聴儖長・加行諒平加行建設代表取締役社長、水永正憲顧問)の第1回研修会が15日、同市東本小路の中小企業振興センターで行われた。全9回の活動を通して、企業の枠を越えた「地域の未来を担う人材」を育成する。

 参加者は市内企業の社員6人。他社の社員との交流を持つことで視野を広げ、仕事のやりがいや価値観の共有、インプット・アウトプット力の向上を図りながら、自社の強み、魅力、社会的意義を見つめ直す。

 参加者は趣旨や学習内容について説明を受けた後、オリエンテーションを兼ねた名刺交換の練習へ。加行さんら運営メンバーから「所属、名前をフルネームで伝える」「受け取るときは両手で下から」「自分の動きが相手にどう捉えられるか考えることが大切」「名刺入れは革製を使う」などマナーや所作に関するアドバイスをもらいながら、参加者同士で名刺交換とあいさつ、会話の流れを学んだ。

 続いて行われたグループワークでは「理想的な職場」と「その実現に必要なこと」をテーマに議論し、「楽しく仕事ができて人のためになる職場」「職場内の人間関係が重要。業績にもつながる」といった意見が交わされた。

 コネクト兇詫菁3月21日まで、毎月第3木曜日に開催。グループワークのほか、先輩講話や学習発表などを予定している。不動産業を展開するコノハナ(恒富町)の甲斐瑞希さん(28)は「さまざまな業種の方との交流を機に新しい関係性を築きながら、地域のために役立てる人材になっていければ」と話した。

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