安全で安心なまちづくりへ

延岡地区遊技業組合−５団体に支援助成金

　延岡市内のパチンコ・パチスロ店でつくる延岡地区遊技業組合（金山隆久組合長）は１４日、市内５団体に「安心で安全な街づくり事業に対する支援助成金」を贈った。毎年、定期総会に合わせて実施している社会貢献活動の一環。

　贈呈式は同市南町の組合事務所であり、金山組合長から延岡地区防犯協会の野中玄雄会長、延岡観光協会の盛武一則代表理事、ＮＰＯ法人みやざき子ども文化センターの三輪邦彦みやざき子ども未来ネットワーク理事長、市保育協議会の甲斐英哉会長、市学校法人立幼稚園協会の三宅貴之会長にそれぞれ目録が手渡された。贈られたのは、各団体が活動で使用する防犯用ＬＥＤライトやパトライト（青色回転灯）、ドライブレコーダー、サーキュレーター、支援金など。

　金山組合長は「新型コロナも５類に移行し、市内でもコロナ禍からの脱却への動きが見られる」と話し、各団体活動のさらなる活性化に期待を寄せた。５団体を代表してあいさつに立った野中会長は「貴重な浄財は大変ありがたい。より一層のの充実した社会福祉、観光推進につながる」と謝辞を述べた。

　贈呈式後に開かれた総会では、２０２３年度事業計画案などを承認。厳しい経済環境の中で、将来を見据えた改革の推進、業界の健全な発展、社会貢献活動の積極的な推進などを掲げた総会宣言・スローガンを採択した。