本紙掲載日:2023-06-22
(7面)

見学、体験通し大学の雰囲気味わう

九保大でオープンキャンパス

◆来年度に九州医療科学大学へ改称

 延岡市吉野町の九州保健福祉大学(兒玉修学長)で18日、オープンキャンパスがあった。進学を検討している高校生らが、キャンパス見学や学生、教授との交流を通して同大学の雰囲気を味わった。

 同大学は、2024年4月に「九州医療科学大学」へ校名を変更する。今回は来年度以降に入学する人を対象にしているため、九州医療科学大学として実施した。

 校内には学科紹介のパネル展示や体験コーナー、各学科の個別相談などが用意された。薬剤師国家試験の合格率が高い薬学科は、広い講義室に八つの体験ブースを設けた。このうち、「万能塗り薬をつくろう」では、江戸時代の塗り薬・紫雲膏(しうんこう)を作った。教授から薬の効果や道具の使い方の説明を受けながら、ごま油や蜜ろうなどを加熱して混ぜ合わせ、約2時間の体験を楽しんでいた。

 また、校名変更と同時に新たに開設されるスポーツ健康福祉学科の「救急救命コース」では、救急車の乗車体験があった。乗車して市消防本部の職員から車内の医療器具について説明を受けた参加者は、普段間近で見ることができない救急車の設備や器具に興味津々だった。

 このほか、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)2023で優勝した日本代表「侍ジャパン」のトレーナーとして同行した同学科講師の佐々木さはらさんによる講義も行われ、トレーナーの業務や役割などを紹介した。
同大学は、7月23日と8月11日にもオープンキャンパスを開催予定。問い合わせは入試広報室(筍娃隠横亜Γ横粥Γ横苅苅掘砲泙如

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