本紙掲載日:2023-06-23
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7月8日、受け付け開始

開催に向けて準備を進める「第10回延岡まちゼミ」講師の皆さん

15〜8月20日、第10回延岡まちゼミ−

◆ユニークな内容の31講座

 商店の店主やスタッフ、個人事業主が講師になり、生活に役立つ専門知識やプロの技術を伝える少人数のミニ講座「第10回延岡まちゼミ」が、7月15日から始まる。市内の27企業・団体が31講座を開く。一部の店舗を除いて同8日から、受講申し込みを受け付ける。

 主催は延岡市商店会連合会(友井康弘会長)、延岡まちゼミ実行委員会(吉田貴章委員長)。

 まちゼミは2003年に愛知県岡崎市で始まった。店主の人柄や店内の雰囲気を知り、店に親しみを持ってもらおうというのが狙い。「商品を売りつけない、勧誘しない」が絶対ルール。取り組みは全国に広がり、現在400地域以上で開催されているという。商店街の活性化、新規顧客開拓につながった事例が多数ある。

 10回目を迎えた延岡まちゼミは、第1回以来となる30を超える講座を予定。新規で6企業が参加し、飲食、理美容、食料品卸売り、呉服、歯科、スポーツ、カラオケ、メダカ専門店など、これまでにも増してバラエティー豊かな業種が集った。

 講座は「つくる」「たべる」「きれい」「まなぶ」「健康」の5種類。こけ玉作り、美容食作り、ヨモギ蒸し体験、クラウドファンディング講座など、ユニークな内容がそろった。8月20日までの期間、1〜6回講座が開かれ、定員は1〜10人。受講は基本無料だが、教材費が必要な講座もある。参加者には参加企業のうち18店舗で使えるクーポンが贈られる。

 主催者によると、1回目から実施しているアンケートでは90%以上の参加者が満足と回答。友井会長は「面白そうな講座ばかり。ぜひ一人でも多くの人に受講してもらいたいし、受講者に、受講して良かったと思ってもらえるように準備します」と意気込んだ。

 今後、講座詳細についてまとめたリーフレット1万6千部を市内の店舗等で配布予定。申し込みは各店舗に電話で行う。

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