本紙掲載日:2023-06-26
(3面)

多くの市民でにぎわう−日向市駅前

子どもたちに大人気だったメダカすくい(24日、日向市駅前あくがれ広場)

伝統の土曜夜市

 屋台やステージイベントなどを楽しむ土曜夜市が24日、日向市駅前あくがれ広場であり、多くの市民でにぎわった。ひゅうが新町商店街振興組合(明神勝彦理事長)主催。

 土曜夜市は駅前商店街の伝統ある風物詩で、昨年12年ぶりに復活。今年は、市内の子育て世代でつくるイベント企画グループ「いつフェス日向」(坂本恒代表)と組み、食べ物の屋台などを充実させて活性化を図った。

 その効果は大きく、子どもから大人まで多くの市民が訪れた。ステージでは和太鼓演奏やダンス発表などが催され、中でも歌自慢28人によるカラオケ大会は盛り上がった。

 広場ではかき氷、焼きそば、生ビールなどの屋台がずらりと並び、メダカすくい、くじ引き、手相占いなどを楽しむ姿も見られた。

 どの屋台も順番待ちの長い列ができ、その様子に「われわれもびっくりしています」と明神理事長(69)。坂本代表(47)は「商店街の皆さんの情熱に押されて準備を進めてきました。僕自身、小さい頃に商店街の夜市を楽しみにしていたので、今の子どもたちにも楽しい思い出をつくってもらえたらうれしいです」と話した。

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